いただきもの
原稿書きにメドがつき、ちょっとほっとしました。
日本小品盆栽協会では年に2回、会報を出すのですが、それが中学の時の文集みたいな冊子で、昭和の匂いの残る、今時珍しいものなのです。
初めて手にした時にはなんとも懐かしい気分になりましたよ。
年2回のうち、1回は1月の名品展の写真がメインで、もう1回が全国の支部の会員さんの書いた記事がメイン。
各支部の活動報告とか、自分の樹についてだとか。
今年は、というか今年も、私は訪問記といって、会員さんのお宅を訪問してそれを記事にするところが担当。
そこで先日有能なアシスタントの某2名と共に実モノ大好きS崎さんのところへ取材に行ってきました。
棚には林檎や海棠、柿に銀杏、実成りが眩しかった(うらやましかった?)ですねぇ。
S崎さんも、もう盆栽歴は40年を越えているのでしょうね。
それなのに自分の樹を前にして、私に向かって、
「俺の樹なんて盆栽じゃねぇよ」
などと言っています。
その意味は、今までお話を伺ってきたところから汲み取ると、自分は実を成らせるのが好きで、そこに気持ちが行っていて、同じような樹形ばかりを作って来てしまった、ということなのだと私は思いますが、入会してから今まで3年間、何度もS崎さんの鉢に入った樹や草に驚かされ、刺激を受けて過ごしてきた私としましては、盆栽かどうかの判断はご本人にお任せするも、S崎さんの樹や草が私の心に残したものは沢山ある、これは変えられない事実です。
個性派の素敵な先輩です。
と、褒めたところでべらんめぇ調でケチをつけられるだけで何も貰えないのだから、これくらいにしておきましょう。
今日はいただきもののその後、的な感じを五・七・五でまとめてみようかと思います。
これは今年の春?しずかさんにいただいたナントカツワブキ?
確か姫性だったかと思いますが、いただいた時よりも葉がひとまわり小さくなった気がします。
そのうち鉢を替えてあげたいのですが、どんなにしましょう。
来年も花、咲くかな?
えと、この草は・・・これも、しずかさんにもらった「草」です。
名前を忘れました笑。
いただいた時はひと株だったのですが、気が付いたらあちこちから芽を吹いて、葉が半分~3分の1位にまで小さくなっていました。
もっと小さい鉢に移すこともできますが、そこで花はまた咲いてくれるのでしょうか。
こちらは去年の支部展の際に先輩のI井さんからいただいたギョリュウ。
いただいた時は真っ直ぐの挿し木でしたが、まず足元に緩く曲を付け、そこからは剪定と木綿糸での引っ張りで幹を作りました。
まだ若くて細くて小さいくせに、引き根が妙に大人ぶっていて可愛いです。
樹というのは、バランス的に踏ん張る側の根がより発達するのですって。
まわりでも、神社なんかの古い松などを見るとそうなっていたりしますね。
そう言えばその場にいた某後輩たちもこの兄弟をI井さんからいただいていたような・・・?
来年はこの樹も鉢を替えてあげたいところです。
枝垂れさせつつ持ち込んで足元がもっとしっかりしてきたら素敵になりそう。
夏は、キャンプでもなく、海水浴でもなく、いやいや水族館でもなく?、やっぱりギョリュウだね!
盆樹る、まこと先輩(*^^*)/
えっと、ですね、1枚目が姫ツワブキで、2枚目が八重山猩々袴です♪
お元気そうで何よりでごわんす!!
有難うございます(*^^*)♪
残念ながら、我が家の親は、姫ツワブキは植替え後に☆様に、八重山ショウジョウバカマは夏の暑さで瀕死の状態ゆえ、冬越えは難しいかもしれません(^^;;
猩々袴は私もまだ未開の草なので分かりませんが、姫ツワブキは咲く可能性大だと思いまする~♪
来春を楽しみにしております(人頼みっ??(笑))
追伸:前記事になりますが、いつぞや『あのぶったぎったやつまだ生きてる?』と某先輩からお尋ねのあった(笑)ティリメンもお元気で♪
T田さんのティリメンも、本当にすごかったですね~。アップ写真を撮り忘れてしまったので有難かったです(*^^*)
by しずか (2012-10-04 23:01)
曲・引き根(悲喜ねと変換^_^;)のギョリュウ、なかな良いですね。我家のギョリュウは4度目の花を咲かせています。シルバーリーフと、ピンクの花が、合ってる~。残暑の厳しかった夏にも、元気で優等生。
今週は「姫イヌタデ」、先週は「姫ノコギリソウ」と、、、置き場もないのに懲りないなあ。風通しの悪い環境の中、お腹いっぱい爽やかな風を御馳走してあげたいけど、、、(笑)
原稿用紙を前にすると固まる当方、まことさんは、そんなこと、ないですかぁ。
by ムクロジ (2012-10-05 16:58)
しずかさんへ
そうそうそう、姫ツワブキに八重山猩々袴ね!
日当たりのそれほど長くないところで、さらに雑木の枝の下で過ごしたせいでしょうか、お陰様でいまのところ生きていてくれています。
やはり草は、育てようとはせずに、手間をかけずに勝手に生きててくれる環境の置き場を探してあげるだけで、あとは時々掃除をしてあげるくらいで済むのが一番なのかも知れませんね。
来春の開花に期待しています。
あ、八重山猩々袴は冬に葉が赤くなるのでしたっけ?
だとしたら、それもたのしみです。
そうです。
あのぶった切ったチリメンは生きていて、しかも増えています笑。
はじめは沢山無謀なことをやりますよね。
人を傷つけてやさしさを覚えます。
↑うまいこと言ったつもり。
by まこと (2012-10-05 21:03)
ムクロジさんへ
4度目ですか・・・そんなに咲くのですね、ギョリュウって。
うちのはどれも小さいので、開花は期待していませんが、ひとつくらいは咲かせてみたい気がしました。
厳しい夏にもめげず、乾きにも強く、本当に頼もしい樹です。
風通しの悪い環境のために、園芸用の防水扇風機とか、あったら買いますか?
ふふふ笑。
私は何故か、原稿用紙とか、ノートとか、昔から大好きです。
使いもしないのにノートを買ってきてしまうタチです笑。
原稿用紙など、普段使わないくせに家にちゃんとあるくらいですから。
書くのも適当にすらすら書いてしまいますが、難しいのは指定の文字数に丁度良くおさめること。
その点は小さな盆栽も同じ、ということでしょうか・・・?
by まこと (2012-10-05 21:03)