寂しい杜松 斜幹への道
しばらく前になりますが、東京支部の若者?数名で盆栽園数カ所をまわった時に持ち帰った杜松。
他のメンバーは枝がしっかりある杜松を買ったのに、私はこんなに枝が少ないものを。
「これ、おいくらですか?」
と聞いてみたら、
「あ、それは安いよ」
ですって笑。
十分わかってはいるのですが、私の好みはお財布にやさしいようで、誇らしくもあり、寂しくもあり。
それで、この杜松、土がカチカチで水を吸いませんので、6月の上旬、植え替えておきました。
買う際に、斜めにして植え付けることに決めていました。
こんなイメージでした。
なんか、こう、落石がぶつかって、幹が傾いたうえにシャリまでできてしまったけど、とりあえずくじけずにがんばって生きてます、だから君もがんばってね、的な。
それで自作のチームBに、実際そう植え替えてみました。
やってみたら、もっと傾けたほうが良いようでした。
頂部の幹が真上を向いているのが気になります。
そこで後日また植え直し。
次の植え替えまでなんて待てません。
しかしこの鉢の深さでは根が邪魔してこれ以上倒せませんので、もう少し大きなチームBに入れることにしました。
とりあえずこんなものでしょうか。
随分と植え替えられてなかったようで、根をほぐすのでかなり無理しましたが、今の時点で何も問題なく芽も伸びているので大丈夫のようです。
杜松の根を切る際は元に白根を残して切ると教わりましたが、もう根を切るもなにも、根をほぐすのすら困難な状態で、ほぐしているうちに生きているものか死んでいるものかはわかりませんが黒い根がとれていく状態・・・水を張ったバケツにそんな根の切れ端がたまり、今年一番神経を使った大変な植え替えでした。
この杜松、うちにある杜松のどれとも違う性質を感じるのですが、気のせいかな?
とにかく、枯れないでよかったです。
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