名品展デビューの思い出
ついこの間に思える名品展、気が付けばもう2週間が経ちましたが、そういえば、自分の席を載せていませんでした。
左から、ヒバリマサキ。
もっと葉が赤くなると思って、そうしたらこの自作鉢の色と合うだろうとたのしみにしていましたが、芽先だけ色付いただけでした。
残念。
赤く染まると、私好みのとても気持ち悪い姿になるのです。
このヒバリマサキは、自分の挿し木です。
挿さなくても幹から勝手に根が生えてくるほど発根しやすいようです。
万年草。
こちらも思ったように赤くならないばかりか、会場の暖かさのせいか、会期中、さらに緑を増していきました笑。
杜松。
またの名をトウシオ(¥800)。
↓2010年購入時。
この木は小さいので、主木にすると添えに更に小さい木を用意しなくてはならず、それが大変でめったに出番がありません。
初めての名品展でこの木を飾ることができて、嬉しかったです。
添配(大黒様)、ウメモドキ。
添配に関しては、やはり小さいので見えにくく、皆さん大黒様とは違うものと見ていたようです・・・・例えば、
横断歩道を旗を持って渡る人だとか、人差し指を立てた人だとか、昔ブログに登場したこの子だとか↓ 。
(よく覚えていたものです・・・)
ウメモドキは昔、盆栽大野さんのところで、初めて買ったウメモドキの枝を挿し木したものです。
まあ、よく実が成ったものだと、盆栽の神様に感謝する私です。
親木はこの木(2009年9月)↓
線で囲ったあたりがそうなのではないかと・・・でも、はっきり覚えていません。
実際、手をかけていた記憶も少ないのです。
私の棚でも、だんだん、気が付いたら雰囲気が良くなっている木が生まれるようになりました笑。
次が朝霧草。
朝霧草はいいですね。
雰囲気が好きです。
枯れた軸と葉を残して飾りましたが、多くの方が、最初何かの花に見えたようで、
「何の花?」
と聞かれることが多かったです。
この草は会場の暖かさで完全に覚醒し、今ではかなり芽が伸びてしまっています笑。
この並びの色がお気に入りです。
赤と白と青とで、ひとつひとつは控えめですが、並ぶと鮮やか。
最後がウグイスカグラ。
これも自分で挿し木して育てました。たしか東京支部に入会してすぐの頃に挿したのだと思います。
親は、上野で買った素材か、もしくはこのブログを始めた頃に出掛けた、祖父の家の近所の雑木林で見つけたウグイスカグラの枝。
その頃手に入れられる挿し穂といえばそのどちらかしかなかったからです。
2009年9月の写真にこんなものが残っていました。
この中に過去の姿があるのかも知れませんが、今となってはもうわかりませんね。
ほとんど芽摘み程度の作業しかやった記憶が残ってないです
2012年4月の姿。
まだ頭のほうが出来てないようです。
こうやって比べてみると、少し古くなってくれていますね。
灌木のウグイスカグラらしからぬ樹形で、それもまた、一の枝、二の枝、裏枝、樹冠と、それこそ盆栽のように?枝の出る姿はどうかと思いますが、根張りも良く、これからをたのしみに育てていこうと思っています。
最近は、展示会で、女性のような飾りだと言われます。
そう、私は男女の垣根を超越した自由な存在なのです。
いやいや、それにしても初めての名品展、大変でしたが、緊張しつつもたのしめました。
良い環境でお勉強させていただいています。
改めまして、名品展、初出展、誠におめでとうございました。
まさしく「樹種や樹形の取り合わせがおもしろくて、鉢のセンスも揃って」いて。
いつもながらの事ではございますが、まことさんの右脳の素晴らしさに、「くぅ~」と感嘆しつつ、ウットリ状態で楽しませて頂きました(*^^*)/
あ、あと、私には表現できない男女の垣根を超えた女性らしさも(笑)
後輩にとっては、近い存在であり、永遠の目標であり。
その超越したご才能をこれからも開花し続けていって、後輩に見せつけ続けて下さいませ(*^^*)
本当に良い環境を、いつもありがとうございます(*^^*)
by しずか (2014-01-26 09:42)
しずかさんへ
右脳ばかり使ってきたので、左がスカスカで困っています。
寝る時も右側を下にして寝ないとバランスがとれません。
ただ、左の足りない分はしずかさんに助けてもらえますから安心です。
(↑他力依存)
そんなしずかさんも、男女の垣根を超えた男らしさを秘めた飾りで世のおじさま方をうっとりさせているではありませんか。
ま、同類とでも申しましょうか・・・笑。
私としましても、会長が副会長にコートを着せてあげるような面白い環境にいれて、感謝です。
お互い、名品展では良い経験をさせていただきましたね。
糧にして、また次回に備えましょう笑。
by まこと (2014-01-26 14:57)