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再び、脳ミソがやられる恐ろしい鉢を作る

 もうやらない。

 たくさんだ。

 そう思っていましたが、案外すぐに、またその時がやって来てしまいました。

2014_0217_231253-DSCF2680.JPG

 再び、水で溶いた白土を筆で少しずつ盛って模様を描くという愚かな行為を長時間続けて、ひと鉢終わったところです。

 この鉢を作るのに必要なのは技術ではなく、忍耐です。

 人生に対する諦めです。

2014_0217_231315-DSCF2682.JPG

 ただ、やりながら、確実に前回より模様を盛るのが上手くなっているのを感じてしまいました・・・

 そりゃ、以前のも含めてそれだけ長時間やれば、嫌でも多少はこなれてくるでしょうね笑。

 以前作ったこれと同じデザインの鉢を交換会で競り落とした方が、その時、もう少し小さいのが欲しいと言っていたので、重い腰を上げてみたのですが、今、成形後で縁まわりの直径が3センチ。

 焼き上がる頃には2割ほど縮むので、2.5センチくらいになります。

2014_0217_231446-DSCF2684.JPG

 同じ作業を集中しながらひたすら続けて頭がおかしくなってしまい、必要のないところにまで白土を塗ってしまいました。

 この鉢を作ると、脳がやられます。

 目標としては、交換会に1鉢、一木一草話に1鉢、自分用に1鉢の計3鉢作れれば、と考えていましたが、もう嫌です。

 続けてもう1鉢とはいけません。

 別の種類の鉢をやりながら、気が変わるのを待つことにします。


タグ:鉢作り
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コメント 6

之

素敵な時間再びですね(笑)

TVで宮崎駿監督も細かい作業の繰り返しで、「はぁ~、めんどくさい!」って言っていましたよ。でも、めんどくさい作業が良い作品作りではとても大切なんだそうです。

全部白土で塗りつぶして削る方が早かったりして…(´・ω・`)
素人思考でスイマセン(笑)
by (2014-02-18 01:18) 

まこと

之さんへ

 なんでそんな、面倒臭い面倒臭い思いながらもやるのでしょうね。
 その先で、少しだけスッキリする感覚を味わえるかも知れない期待・・・みたいなものでしょうか笑。
 面倒臭い過程と出来上がりのビジョンがつながっていると、やらざるを得ないんです。

 削るやり方もやりましたが、やはり面倒臭かったです笑。

 でも、譲って喜んでもらえるのを見ると、とても嬉しくなります。
by まこと (2014-02-18 21:30) 

妹のほう

足もとがさらにバージョンアップですね。
足首に鈴がついているみたいで素敵です!

あとさらにもう一個ぐらい作ってみるの、どうですか?笑

by 妹のほう (2014-02-19 14:38) 

まこと

妹のほうさんへ

 最近作る丸鉢の足はこんなのが多いんです。
 ま、だいたい焼き上がると釉に埋もれてしまうのですけれど笑。

 もう一個?!
 ひぃ~~
 しかしながら、もしも妹のほうさんがお望みなら、できるだけがんばりますよ。

 んもう、脳ミソが溶けちゃっても知らないから!
by まこと (2014-02-19 22:09) 

海斗

こんばんは
必要の無いところに塗っている…
それがたまらないですね

学ランの裏地が鳳凰だとか…ボタンを留めるピンが花札の絵柄になってるとか…笑
必要の無いところ見えないところにこそこ拘りと美意識が…



まことさんもレザーのホットパンツでなくその下にあるTバックに本当の拘りがあるんですよね??
2ちゃんねるに書いてありましたよ…笑
by 海斗 (2014-02-22 00:34) 

まこと

海斗さんへ

 海斗さん、こんばんは。

 そうそう、チラリとしか見えないオシャレ的な・・・でも、何故に昔の不良チックな例ばかり笑?

 木を飾るにしても、草にこそ古伊万里とか竹本の私ですから、当然拘りは見えないホットパンツの中味です。
 Tバックという形だけでなく、素材はシルクに拘りがあります。
 (寒い季節は、更にカシミアのパンツを重ねてはきます)

 いやあ、隠しているつもりが、バレていたのですね。
 恐るべし、2ちゃんねる・・・
by まこと (2014-02-23 00:40) 

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