謹賀新年&第44回 全国小品盆栽名品展
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
早速ですが、来週末の名品展のご案内を。
第44回 全国小品盆栽名品展
☠:2015年 1月9日(金)~11日(日)
☠:午前10時~午後4時(11日は午後3時終了)
☠:上野グリーンクラブ(2階展示場)
☠:入場無料
私も背伸びして参加させていただきます。縁結びのパワースポットとして知られる名品展に、是非お越しくださいませ。
さて、昔の人が獣の肩甲骨を焼いて、その割れ方で占いをしたように、今年もまた実家で、年に1度の七輪焼きをしてきました。焼け具合で今年の吉凶を占います。
昨年までの焼け具合を考え、今年はもう少し焼き締めたいと思っていたので、七輪の温度を上げることと、粘土を焼き締まりやすいものに替えることの2点で改善の策を用意していました。
七輪の温度をもっと上げるために、七輪に入れる鉢を2つだけにしました。去年までは5、6個入れることが多かったと思いますが、その分入る炭の量が減るので、今年は欲張りません・・・というか、成形して用意する時間の余裕もなかったのですけど。前日の夜に成形して、あらかじめ300度で水分を飛ばしておきました。
粘土は今回、耐火度の低い朱泥で試してみることに。
この粘土は1140度くらいが限界の、ものすごく耐火度の低い、でも焼き締まると結構丈夫な粘土。この粘土を使うことで少なくともどれくらいまで七輪の温度が上がったか知っておこうと思いました。
私は七輪焼きの際、送風にドライヤーを使いません。そもそも、肉体を使って焼くから焼き物に力が宿るのです。力強い作品を焼くために、電気の力に頼らず人力の空気入れで送風します。(←諸々の理由によりドライヤーは使えないだけ)
送られた酸素によって七輪の中の炭は強制的に燃焼させられて温度を上げます。空気入れをひたすらこいで、私の腰は悲鳴をあげました。
そんな時、何故だか去年より私に対してフレンドリーになった今年の姪っこ(7歳)が現れて、団扇を持って手伝ってくれましたが、空気を送る目的を見出せない姪っこは、午後に1度雪が舞ったほどのこのクソ寒い日に私を団扇であおいで遊ぶことを覚えました。
この姪っこは、私が毎年お正月に実家で七輪を焚いているので、おじさんはまた焼くのかなぁと、来る前に妹夫婦に話していたそうです。きっと、会う度に何か焼いている変な人という印象なのでしょう。
そういば、この日別れる際に、初めて私に自分から「ありがとう」と言ったのが印象的でした。それ以外の振る舞いにも、去年まで見られなかった所があり、その成長が見れていつも何かを焼いているおじさんは妙に嬉しく思いました。
で、結果。
これが・・・
こうなり・・・
これが・・・
こうなる、と。
ものすごいことになってしまいました笑。
元の形が残らないまでに歪みました。
今年は良いことがありそうです。
【お年賀状】
まこと 様
あけましておめでとうございます
燕渓陽山
by 燕渓陽山 (2015-01-03 12:54)
燕渓陽山さんへ
燕渓陽山さん、あけましておめでとうございます。
今年もまた、よろしくお願いいたします。
by まこと (2015-01-03 23:48)