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朱泥




この粘土の良さを残しつつ、いかに歪みを抑えるか、調整中。

とても難しい粘土で、今までチームBばかり焼き上げてきました。
今回の焼成でも、またチームBを量産しました。

それでも、焼き上がりの肌がとても良いのでしつこく取り組んでいきます。
この粘土の鉢に樹を入れると、樹が実際よりも良く見えるんです。

けっこう毛だらけ猫灰だらけ ケツのまわりはススだらけ




こちらも足元が黒ずんでます。
燃え残ったススを釉が吸うことでこうなるそうです。
なんだか焼きたて感がなくなっていて、良い質感です。
古い磁器みたいな笑。


同じ粘土で同じ釉でも、焼きの違いでこれだけ違います。

どちらもうまく焼けました。。

手のこんだ猫足は接地面が小さく、繊細に映ります。

善福寺窯



目の粗い赤土に透明釉をかけて、還元焼成。
新しくサヤ鉢を作り直したのですが、炭を隔てる壁をなくしたせいで、ススを吸い込んだのでしょうか、足元が黒ずみ、それがとても良い雰囲気。
エレキ窯とは思えぬ焼き上がりに、窯から出した瞬間に声が出ました。

これだけ良くなるなら、落款も、面倒臭がらずに、化粧土を施してから呉須で書けばよかったと、後悔します。

これは…自分で使いたいが…

ご無沙汰しております。

もう、桜の季節。植え替えに追われる日々ですね。

私も、父の入院やいろいろな期限など、年明けから落ち着けない日が続いていますが、春の日差しで明るくなった棚で水やりをしていると、なんだかじんわり幸せを感じます。

先週、DEFの飾りを引き上げ、ひとつ山を越えてほっとできましたが、4月頭の一木一草話の鉢の納期がありますので、もうひと頑張りします。

今年は花粉症が楽なので、その点救われます。

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