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大晦日


どうしてもこれだけは年内に焼いておきたく急いでいたのですが、滑り込みセーフで只今焼成中。

ペルシャ風幾何学模様と、側面にザクロ。
これは自分で使います。

早いもので、もう大晦日。
今年を振り返ると…新しいことに挑戦もしつつ、ボチボチがんばったような。

来年はどうなることやら。
きっととうにかなるでしょう。

皆様、良い年をお迎えください。



ふぅ…


蟻通しの実(と花芽)。

風邪っぴきの中、交換会に役員会。
今日もどうにかやりきった…と思いたい。

黄釉



どうにか現物に近い色合いの写真を撮ろうとしましたが、撮れませんでした…

以前、とある業者さんのところで淡路焼の豆皿を見付けていただいてきたのですが、その黄色い釉薬がとても素敵で、ずっと自分好みの黄釉を探していた私にとって刺激的なものでした。
それから、どうにかこんな感じの黄色を焼けないものかと調べていたのです。
結果、調合された市販の釉をそのまま試していても難しいだろうと思うに至り、市販の釉をベースに自分で調合し始めました…

求めたのは、鮮やかな黄色、透明感、細かい貫入。
最近の焼成でやっとぼちぼち納得のいくものが焼けるようになりました。

古くなったらかなり良くなると勝手に感じているのですが、実際どうかは未来の自分に確かめてもらおうかと思います。



それにしても、土曜にひいた風邪のピークがやっと来て、いまフラフラです。
本陣まで攻めて来ればもう治りは近いと思うのですが、祝日の交換会に間に合うか?

万年草、ミセバヤなど


何年か前に多肉のマゾ野郎どもを小さな鉢に挿して、灌水の水がギリギリ掛かるくらいの箇所に鉢ごと針金で拘束し、放置、無視することによる精神的苦痛と性的快感を与えるプレイを始めました。
これをSMや盆栽の世界では放置プレイと言います。

ただ放置するだけとは違うのです。



とても美しくなりました。

ドラキュラアイスを思い出す

ウグイスカグラに残った葉が、紫がかった黒に…


きもちわるいよ。

万年草が赤くなる


少し前まではこんなだった万年草。
寒さが厳しくなり、冷たい風に吹かれて、今はすっかりまっかっか。


一種のリアクション芸か。

赤くなるしか芸がないこの草、なんだかんだで嫌いじゃないんだなあ。

真柏


今年は、力を付けつつ芽先の力を削ぎ、基部に芽を吹かせて、その芽で作ってみています。

私らしい真柏のやり方ってどんななんだ?
まだそれを見定めることができていないのが、自分の棚の真柏を見るとよくわかります。

親ケヤキ


なかなか良い枝の出方。
ということで…

タネ、いただきました。

ヤツデ


ヤツデなのにミツデ。
ヤツデは小鉢に入れるとヤツデになってくれないみたいです。

育てても、あんまり楽しくないかも…
楽しみ所がまだわかりません。

い草

数年持ち込んでますが…

鉢を締めてもぜんぜん小さくならん!



挿し木からの杉、双幹。

いつ挿したものかは忘れてしまいましたが、だんだん盆栽になってきました。

掃除すれば、多分ぐっと幹が細くなると思います。
子幹の細さはこの樹の魅力のひとつかも。

芯を下へ引っ張って枝にして、また別の芽を芯に立てて…という過程を何度かやって今に至りますので、ハサミもほとんど使わず、もっぱら芽摘みで形を作りました。

あとは樹冠だけですので、来年は薄鉢に入れて楽しもうと考えています。

杉は杉でも案外色々な性があって、それぞれ違います。
うちにもいくつかの性の親がいますが、小さいのを作るには、それに合った性を選ばないと、なかなか進みません。

屋久島すき

じゃなくて、屋久島すすき。
初展示で飾った思い出の草。
これ、ただの草ですけど、けっこう自慢のひと鉢です。


写真だとなかなか伝わりにくいかと思いますが、もう何年もこの大きさの鉢で持ち込んで、草丈が、もうススキとわからないくらいに笑?なってます。


たくさん自慢したいのですが…地味過ぎます。

琴姫モミジ


しばらく前に買った琴姫モミジ。
最初は足元から真っ直ぐでした。

それを、足元の芽から作っていったものです。
幹を切り詰めた傷がまだ残っています。



もう必要ないので、今にょーんと伸ばしてある所は来年切ります。
(そして挿します笑)

二股に芽を吹かせ、枝にする芽は芽摘み剪定で力を抑え、幹にする芽は良い所に節を残しつつ少し伸ばして太らせる。
性が悪くなければ、モミジはその基本だけでだいたいの形になってくれます。

形になってくれないのがあれば、それは私の腕でなく、性が悪いせいです。

お願い。今夜だけは、そういうことにしておいて欲しいの。

かつお風味の五葉松



取り立てて大きく手を入れることなしに育ててきた五葉松。
八房の性がある実生樹ですので「枝分かれ」は良く出来てくれますが、そのまま枝分かれを作っているだけでは盆栽になりませんので、どこかのタイミングで芯を立て替えて曲やコケ順を作らないといけません。
ですが、五葉松は一気に切るとどうなるかわかったものではないので、騙し騙しでいきます。


この樹は寒くなると特に葉の色が黄色くなりやすい性ですね。

鉢は支那鉢風味の善福寺。

かつお風味のほんだしとか、みりん風調味料とか、そういった類いと思っていただければと。

岩ヒバる人?岩ヒバらない人?

確か…今年の春、上野での山野草のイベントで買ってきた岩ヒバ。

牡丹冠という品種らしいです。
成長の仕方が小さいもの向けかなと思い持ち帰りました。

今年は挿しそびれてしまったので、来年は必ず。

花を楽しむものではないので地味ですが、こういった草でも、鉢合わせの楽しみや、飾る楽しみ、長く持ち込む楽しみがあります。
何気ない草を上手に飾る人間になりたいものですが、結局私は飛び道具なピチピチホットパンツを着飾ってナンボの人間でしかありません。

やまこうばし


やまこうばし。
枯れた葉を着けたまま冬を越す姿に趣があり、時々大きな盆栽の展示会でも寄せ植えとして見掛けます。

前の家では良い環境に置いてあげることができず、なかなか赤く色付きませんでした。

葉は大きいままであまり小さくならなそうな上、枝も粗く、私サイズのちっちゃい盆栽にするにしても、枝数でなく、その風情を楽しむような感じでしょう。



しかしそもそも挿し木や取り木がうまくいかないので樹が小さくなりません。
今まで何度も試したのですが、1度も成功しないまま何年たったのか…
今年も挿し木を再挑戦→完敗。

ネット上で成功例を聞くので出来ないことはないようですが…うちの樹がやる気ないだけ?

来年一度植え替えて樹に力をつけ、肥料をやって、それで駄目ならもう知りません。

勝手にしやがれ。

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