季刊 「芽」 ~萩・五葉松
もしも仮に、「月刊 芽」という雑誌が本屋で目についたら、8割方の人は、手に取ってみたくなるでしょう。芽というのはそういうものなのです。仕方ありません、そんな8割方の人のために、今日は芽特集です。残りの2割の方のためにはいずれタネ特集を組んであげますので、ご心配なく。
去年から今年の春にまいたいろいろなタネが、今、うちでは芽となって、小さいながらも精一杯生きています。
これは萩の芽です。品種名は忘れてしまいました。ミヤギノハギだった気がします。たしか、3月頃には芽吹いてましたが、まだ親指の先くらいの大きさしかありません。荻という木はとても几帳面なようで、皆さんも実物を見ていただければわかると思いますが、葉っぱがきれいに整っています。どこか女性的な木です。
株立ちしやすいようですが、しっかり幹を作っていきます。
次は五葉松です。
四国五葉です。大きめに写ってはいますが、この前出てきたばかりなので、まだ親指の半分ほどです。赤松のタネをまいた時も遅いなと思いましたが、五葉松も芽が出るのが遅いです。
大きくなるとやたら偉そうな五葉松も、芽出しはただの芝生です。この五葉松、けっこう乾かし気味で育てないとダメなようです。赤松も同じくらい乾かし気味で育てる樹種ですが、去年、それができずに一部の苗を弱らせたり、枯らしたりしてしまいました。今年はしっかりやります。
そんなわけで、芽特集第1回はこのへんでお別れです。8割方の人は、次回をおたのしみに。
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