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ハイテク新製品導入 SUYAKIZARA -02

 鉢作りで出た粘土の削りカスは、粘土の種類がごっちゃにならないように、粘土の種類ごとにビニール袋を下に置いて、そこにためながら作業しています。

 なんだか貧相でこじんまりとした作業風景をイメージされてしまうかも知れませんが、実際その通りです。

 唯一想像と違うだろうことは、私がホットパンツの作務衣バージョンをはいていることくらいでしょう。

 それは別にいいのですが、その削りカスをまた柔らかく戻して再生することが、今まで、面倒臭いものでした。

 ドロドロにした粘土を容器に入れて、ひたすら水分が飛ぶのを待っている感じで、とにかく時間がかかってしまっていました。

 そこでこの前、不要な粘土で素焼きの皿を作りました。

 素焼き皿に入れておけば、容器がどんどん水分を吸い取ってくれるというハイテクな道具。

 早速出番ですよ。

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 ドロドロの泥を流し込んで、半日もしないうちに、皿と粘土の間に隙間ができました。

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 水分が抜けてきているんですね。

 なんて便利な道具なのでしょう。

 今度時間がある時に、もういくつか作っておきましょう。

 ちなみにこの皿は第2号。

 第1号は、作りは完璧だったのですが、いざ焼こうと窯に入れようとしたら、大き過ぎて窯に入らず、頭に来て壁に叩きつけてしまいました。

 芸術は爆発なのだよ。

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 そういえば、ドロドロ粘土の中にカタツムリを落としてしまったのを忘れていました。

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 ま、いっか。

 知~らないっと。


そろそろ散髪のイタリアーノ

 3月の伝統園芸フェアの時はこんなだったイタリアーノこと天使の涙。

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 今では散髪が必要です。

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 ううん、鉢に顔を描いて、そうしたらハサミで好きな髪形にして遊べそうですね。 

 この草は暖かくなると活動が活発になってずずっと伸び、こんもりするのですが、それが落ち着くと何故かペタっと土や鉢に密着するように生き始めるみたいです。

 そんな姿が面白いのですが、蒸れも心配。

 なので古くて大きめの葉を刈っておきました。

 大きいと言っても数ミリの小さな葉ですので、目がショボショボします。

 あと、去年は葉がこのように増えた頃に水切れさせていますので、その辺も気を付けないと。

 今度七三分けで散髪しておきます。

 そんな感じで、チャオ!


タグ:天使の涙

メスにこだわる

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 ベニチガヤと、その他諸々、その辺に生えていた雑草を春に寄せ植えにしたものです。

 脇に添えてあるのは鈴虫の竹細工。

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 先日、私が盆栽を持ち歩く時に使っている職人さん手作りのカゴを買ったお店の前を通ると、ショウウィンドウにこの小さな竹細工が目に入り、いつか何かで役に立つかもと購入しました。

 友達で草木染めや竹細工など、天然の素材でものを作って商売をしている人がいまして、この鈴虫や、そのお店で一緒に買ったものを前に雑談していましたら、その友達、竹細工というテーマだけで話が止まりませんでした。

 好きなんですね。

 面白かったのが材料についてのひと言。

 そういうもの作りをしていると、古い材料、良い材料があったらまず買っておくんですって。

 腕があっても良い材料がなければ良い品物は作れないけど、良い材料さえあればお金は稼げるからなんですって。

 その友達の家には200年前の竹がストックしてあるそうですよ。

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 ところでこの鈴虫を購入する際、お店の奥さんが、

 「この鈴虫はメスよ」

 と言っていました。

 「あ、オスメスがちゃんとあるんですね」

 と、軽い受け答えでその場は過ぎましたが、そのあとその鈴虫が入った紙袋を開けてみると・・・

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 むむ・・・

 メスということに、相当のこだわりがあると見える。

 こうなるとコンプリート欲に火が付いて、オスを探したくなってしまいますね。


一応、作ってはいるのです。

 久々の鉢作りの記事な気がします。

 その時のテンションで、手間をかけてみたり、ちょっと遊んでみたりしながら作っていますが、はかどっている気がまったくしません。

 おまけに白土をやったり、赤土をやったりで、できたら磁器も試したいなどと子供のように欲張ってあれもこれもと考えてしまっているので、なんだか思いが散り散り。

 どうにかしなきゃと考えはしますが、しばらくはこのまま突っ走りたい気もあったり。

 支部展のことで気を揉みながらですので、なんだか落ち着かない日々です。

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 これは焼き締め用。

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 形としては、以前似た形の釉鉢を作ったので、2回目ですね。

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 前回と比べて上手くはなっていないようですが、削る時間はだいぶ短くなったような?

 自分で使うには大きいので、上手く焼けたら売り物にします。

 もう少し深く作ればいいのに、私は何故か薄めに作ってしまいます。

 先日は七輪焼きの温度を勢いよく上げ過ぎて、焼いた鉢の3分の1が割れてしまいました。

 焦らずに、焦らずに。

 面白く焼けてくれますように。

 そして、こちらは誠鉢の青閑モデル。

 素焼き後です。

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 この後釉をかけて本焼き。 

 本物の青閑が買えないので悲しくなって、自分でそれっぽく作って慰みにしようと、悲しい思いで作ったので、馬の表情もどこか悲しげになってしまいました。

 こういう鉢を売り物にすると、本物を愛する女将に幻滅されてしまうので、自分でこっそり使おうかな?

 本焼きが終わった後考えます。

 この2枚みたいな鉢は、まだ私にとっては時間のかかる鉢の類ですので、今の状況ではたまにしか作れません。

 それが自分の鉢作りにとって正しいことなのかどうかわかりませんが、失敗続きの中でほんのひとかけら、何かをつかんでいるような感覚もある気がします。

 成形から焼成まで、全て自分で挑戦し始めて間もない私。

 それも、どこかに習いに行ったわけでもなし。

 そんな私が勢いで販売を決めてしまい、支部展売店だけのつもりが、8月からの一木一草話in新宿OZONEの品まで受けてしまい、6月も終わる今、いささか不安になってきました。

 何もかもを捨てて、どこか遠くへ逃げてしまいたい気持ちです。

 どうか、私を探さないでください。


タグ:鉢作り

春に挿した町採りのツタを鉢にねじ込む

 去年のことですが、道端の植え込みに芽を出していたツタを引っこ抜いてきて、いえ、失礼、そこではいずれ枯れてしまうだろうと助けてあげて、自宅でポットで育てていたら、立ち上がりを短くしたら面白くなりそうになり、この春に幹の途中で切って、上部を挿しておきました。

 その後も順調で、10日程前、根を切らずに小鉢に移すなら今かな?と思い、ポットから出してみると、きれいな根張りで発根していました。

 根が伸び過ぎていないタイミングでしたので、無事、根を切らずに小鉢におさまりました。

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 何に使うか迷っていた鉢でしたが、サイズも色も丁度良い感じ。

 気に入りました。

 春夏の爽やかさを楽しませてくれそうな組み合わせですね。

 幹はこんな感じ。

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 生意気に子幹があるんです。

 さあさあ、古くなあれ、古くなあれ!


タグ:ツタ

第1回 超ミニ盆栽鉢同好会web展示会

 6月10日より始まった超ミニ盆栽鉢同好会のweb展示会。
 なんでもかんでもいつもギリギリで生きて来た私は、ここでもギリギリ。
 締め切り日に画像を撮って、そのままみさきさんへ送りましたよ。

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 締め切りの日になって何を撮ろうか棚をうろうろし始め、丁度、根っこをおいしくいただいたあと芽を挿しておいた大根がツボミをつけていたので、「盆栽の部」は大根を主木(草?)にしようと決めました。

 屋久島の大根ではなく笑、普通のスーパーで売っている大根です。
 葉をむしった後再び生えて来た小さな芽の部分をナイフで切り取って挿しました。
 大根のくせに細根を出しています。

 鉢土にコケを貼ろうかと思いましたが、大根と言えば畑。
 畑にコケはおかしかろうということで、根を少し出した株元にチョロっと雑草のイメージくらいにコケをまく程度にとどめておきました。

 主木が決まったら次は添え。
 添えの樹を、モミジなど、いくつか試してみたんですけれど、なんだか雰囲気が違ってしまうのを感じました。
 それに見合った樹がなかったようです。

 今回は画像での展示ということで、盆栽の腕も写真の腕も機材もない私はちょっと困っていたのです。
 考えた結果、とにかく、数はとことん少なく省いて見てもらう。
 あとはキャッチーさで勝負!

 そう考えたら、大根というだけで農村の景色は出ますし、ツボミがついていたら季節も出るし、無理に添えの樹はいらないかな?と。
 でもやっぱり大根だけじゃ不親切かと、村外れのお地蔵さんのイメージで添配を添えてみました。

 地板も、濃い色の地板だとちょっとかしこまった印象になってしまうので、ひなびた景色を強調するように、白木の地板で素朴な雰囲気を狙ってみました。
 ネクタイ姿ではなく、開襟シャツ的な・・・笑?

 そんなこんなで今回の展示になったわけです。

 ちなみにこの大根、画像を送った後すぐに、ぐんぐんと茎を伸ばして開花したのですが、花はこんな感じで白にうっすら紫色でした。

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 おそらく全国でみてもweb上の盆栽展示会というのは初めての試みなのではないかと思いますが、画像で見ていただくという性質上、実際の展示会とはちょっと違った見せ方が楽しくなるコツのようですし、腕の見せ所でもあるようですね。


 カフェマリアさんの展示は、緩く弧を描いた樹の枝?の上でバラが向かい合っている様が、バラのトンネルを思わせ、そのバラのトンネルを抜けた先には秘密の園が・・・とイメージさせる素敵な展示で、さすがマリアさんだと感動しました。
 たった2つの鉢でそうイメージさせてしまうところが格好いいです。


 壱興さんの展示も素敵でした。
 大きな鉢と小さな鉢が写って、もう、脳みその、大小の比較をつかさどる部分(笑?)が完全に狂いました。
 小さなものを見せるのに大きなものを使うという、そのアイデアが、しかも大鉢ときたものですから、これは壱興さんにしかできない世界ですね。

 私が一時期、ブログで使うために、大きな10円玉のおもちゃがないものかと近所を探っていたことが、なんとも子供じみて、恥ずかしくなりました。


 また、bonさんの展示は、白昼夢のようなまどろみ感がとても詩的で、
 「あれ?ベランダ使えないから樹はないはずでしょ?」
 という突っ込みを忘れてしまうほど感動しました。

 ゾウの鉢の角度も良いところをついていますし、鉢の質感と、光と影の表情が、想像を膨らませてくれます。
 アケビの葉がプロベラのように動き出しそうで、もはや、シュールレアリスム・・・眠っているのはゾウなのか、私が眠っているゾウの夢を見ているのか、そんな幻想的な世界を感じました。

 本当、皆さん素敵な展示でした。
 こんな場ですみませんが、みさきさん、こはるさん、ありがとうございました。
 お疲れ様でした。

 ちなみに私は自作鉢部門にも出展し、盆栽の方が「大根」という小市民的な素朴な印象のものを使っているので、鉢の方では悪趣味なお金持ち感を連想させる「万札」を使うことによって、対を成してみました。

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 誰だって持っているものなのに、たった1枚万札を加えることで、なんともまあ、いやらしい印象になるのは何故でしょうか。

 更にその裏には、商業主義的盆栽界への批判が込められていま・・・せんよ笑。

 まだ展示会をご覧になっていない方は、宿題を済ませてから、GO!!

 超ミニ盆栽鉢同好会→http://32bonsai.web.fc2.com/


謎のモミジ 「まこ千鳥」

 不思議なモミジがあります。

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 葉の形は5つの切れ込みで、葉の大きさは地植えであっても程々に小さめ、そして、その不思議な点というのは、普通モミジは節に対で2枚の葉がつくはずなのですが、このモミジはかなりの割合でひと節に3枚の葉が。

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 見たところ、節が詰まって3枚出たとか、そういった感じには見えませんし、そうだとしたら4枚出ているところがあってもおかしくないですし・・・う~ん、ミステリアス。

 小さい盆栽に作ったら、節がボコッとなってしまうかしら。

 葉が3枚出るからといって、枝が3本出ているところは見当たりませんでしたし、大丈夫でしょう。

 葉の形も満点です。

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 このモミジは、うん、「まこ千鳥」と名付けましょう。

 きっと小さな盆栽を作るには良い性です? 


タグ:モミジ

日本小品盆栽協会東京支部 6月の例会は泣き濡れて・・・

 6月10日は日本小品盆栽協会東京支部の6月の例会でした。

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 始まりはいつものように、支部長のオルガン伴奏にて、東京支部の支部歌を皆で元気良く歌います。
 今回は特別に、2番と3番の間にazeさんのチェロがソロで入りました。


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 azeさんの魂の演奏が終わる頃には皆、涙に濡れて、おえつでまともに3番を歌えませんでした。

 さて、まずは支部長の基礎コーナー。

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 今回は梅雨が明けた後の管理の注意とコツを中心に教わりました。

 また恐ろしい季節がやって来るのですね。
 戦慄の水やり地獄です。

 小さな盆栽の愛好家にとって、夏は戦いです。

 私も家に戻ってすぐの水やりがきつくて仕方ない時がありますが、もう水やりの習慣が私のDNAに刻み込まれてしまったようで、体が勝手にジョウロを持ってしまいます。

 今日は予想以上に快晴で、日よけをせずに出てしまったことが気になって気になって、昼間、生きた心地がしませんでした。

 そして基礎コーナーの最後にちょっと話題に上がった変わった品種のバラについて。

 ずっと昔、支部長がそのまた先輩からいただいたという、江戸時代から残る獅子咲きのバラがありまして、あまり一般には出回らず、愛好家の元でひっそりと生き続けて来た珍しいものなんだそうです。

 確か私の記憶が正しければ、去年一昨年あたり、支部長がそのバラの挿し木苗を1本持って来てくれ、それをじゃんけんで噛み切るように勝ち取っていったのはbonさんだったような?

 私はじゃんけんに負け、それでも支部長宅で剪定枝が鉢土に落ちて勝手に発根したという正体不明のバラの苗をいただけたのですが、そのバラ、最近どんどんツボミが膨らんで、それがまた微妙にボリューム感のあるツボミだったので、もしかしたら、かの獅子咲きのバラなのではないかしらと、ぼんやりと期待していたのです。

 そして例会の次の日の朝、棚を見るとそのツボミが開いていました。

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 やったね。
 やはり私には盆栽の神様がついているのです。

 貧乏臭いコーヒーフレッシュ鉢に入れてしまっているのが悲しいところですけれども。

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 よし、どんどん増やして町中に植え付けて、東京砂漠を獅子咲きのバラでいっぱいにしちゃうぞ。


 続きまして、T屋講師による教室はフリーダムな盆栽相談でしたが、その前に、T屋さんのマントル柑の剪定・植え替えを見せていただきました。

 作業前にはしっかり肥料をあげて力をつけておくのが大切なのだそうですよ。

 作業のポイントポイントで注意すべきところを説明いただきながら、手際良く作業が進んでいきました。

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 私もそれを聞き逃すまいと、精神をマックスで集中させ、小声でマントラを唱えます。
 その時、私の体は少しだけ宙に浮いているのです。

 剪定枝はT屋さんが朝作って持って来た「魔法の水」にしばらく漬けられ、その場で挿し木をしました。


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 「魔法の水」については、「こんなことをしなくてもつくけども、皆さんに教えておく必要がある」とのことでしたので、例会欠席者で「魔法の水」のレシピを知りたい方はお知らせいたします。

 そして今回の教室ではまた、「フロリゲン」という得体の知れない物質の名が取り上げられ、花芽形成についてちょっと科学的なお話もありました。

 一応念をおしておきますが、この時まだ、私の体はわずかに宙に浮いていました。

 「フロリゲン」というものについてその後自分でも調べてみたら、ついつい夜更かしをしてしまいました。
 開花・実成りについて、これから私ももっと勉強しなくてはいけません。

 だって、まだ実や花のなった樹を飾ったことがないのですから。

 さてさて、盆栽相談では皆さんいろいろと樹を持って来て講師に相談していました。

 私もいくつか持っていきましたよ。

 悩んでいて立ち止まってしまった樹について相談し、今後どうすれば良いのかがわかり、とてもスッキリしました。

 自分がどこでどう悩んでいるのか、どうしようかと思っているのか、講師がどういう目的でどこをどうしたのか、本来ならいつどうしておくべきなのか、ただ手を入れてもらうだけが目的でなく、ここには教室での勉強の応用が詰まっているのです。

 そういえば最近講師は、私の樹にはあまり自ら手を入れずに教えてくれているような?。

 これはきっと、自分で手を入れて覚えなさい、ということだと思っています。

 うん、がんばり松!

 そんなこんなの6月の例会でした。


釉薬テストは続くよ、どこまでも。

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 こうして並べると、朝礼みたい。

 先生!まこと君が貧血で倒れました!

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 ま、それなりのところですぐに落ち着くだろうと高をくくっていた釉薬テストでしたが、1回目のテストでは若干薄めのものが多かったので、またテストピースを量産しました。

 ナンバーは100を越えたので、白土のテストピースはもうしばらく作らなくても十分?

 でも、もう60までは使ってしまいました。

 購入の際の色見本っていったってあくまでも見本ですし、それを選んで、どれくらいの濃さで、どんな感じで焼いて・・・いろいろ試行錯誤しています。

 いざやってみると、一蒼さんに焼いてもらっていた際の、何気ない会話が役に立っているのを感じます。

 2回目のテストも終わり、今ある釉薬はなんとなくのメドが立ちました。

 10種類ほど試しましたが、もう少し増やして試したいです。

 ブログの更新もしないで頑張ってますけど、9月の支部展売店に間に合うのかな?

 本日より、関東も梅雨入りだとか。

 困ったことに、七輪の焼成を残したまま夏が来てしまいそうです。

 

 

 


タグ:鉢作り

超ミニ盆栽鉢同好会 第1回web展示会のお知らせ

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 超ミニ盆栽鉢同好会の第1回web展示会が、明日6月10日より解禁されるそうです。

 私は超ミニ盆栽鉢よりも超ミニスカートのわかめちゃんの方が好きですが、盆栽部門、自作鉢部門で参加しています。

 こちとら東京の下町育ちだい。

 粋ってぇのがどんなもんか、左の「超ミニ盆栽鉢同好会」のリンクで確認しやがれ。


復活! よしゆき性の五葉松!! …他。

 よしゆきさんからいただいた五葉松、しばらく前に、鉢が落ちて割れたので、この際と、趣味の悪い小鉢にねじ込んだのですが、それっきり芽が動かなくなっていました。

 おいおい、このまま枯れちゃうのかよ・・・と、毎日棚で手に取りつつ不安だったのですが、どれだけ効くかもわからないメネデールにちょっと濃い目で漬けてみたりして、とにかくそっとしておいたら、5月も終わりになってやっと芽が動いてくれました。

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 これでひと安心。

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 ごめんよ、もう2度と植え替えたりなんてしないから、許しておくれ。

 と、さすがにそうもいかないでしょうが、もう鉢の大きさはこれで決めて、極力植え替えないようにするつもりです。

 そうして、この趣味の悪い鉢に負けない存在感の五葉松に育ってもらいますよ。

 と同時に、この鉢はまだ新しいので、五葉松と一緒に鉢も古くなっていってもらうのです。

 なんだか二人、仲良しさんに見えてきましたね。

 もうひとつ。

 3月に買った小さな小さなイワシデ。

 プラポットから自作の焼き締め小鉢に植え替えたらやはり芽が出なくなっていました。

 こちらもあきらめず、濃い口メネデールに漬けて放っておいたら、先月あたりから徐々に芽吹き始め、ついにあとは芯の芽吹きを待つのみとなりました。

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 この感じだと、全ての枝が芽吹いてくれそうです。

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 この樹は小さいながらも嫌味のない曲が付いていて、私、結構気に入っているのです。

 シデ類は、時に見事なまでの復活劇を見せてくれます。

 しかし、残念ながら、ラザロになれそうもない樹も・・・

 この前安行でazeさんと兄弟木を買った実生瑞祥。

 強風で落ちて鉢が割れ、帰宅するまで根を風と日差しにさらしていたのです。

 帰宅後すぐに植え直しましたが、最近葉が茶色くなり、全体的に乾いてきました。


日本小品盆栽協会東京支部 6月の例会のご案内

 6月10日(第2日曜日)、日本小品盆栽協会東京支部の6月の例会があります。

   ★午後1時半より

  「基礎コーナー」

 テーマ: 「夏場の管理ー樹種による違い・葉焼け対策」

 講師:  I東支部長

   ★午後3時より

  「教室」

 テーマ: 「盆栽なんでも相談室」

 講師:  T屋氏

 会費:  500円

 会場:杉並区立永福和泉地域区民センター3階、第5集会室(井の頭線・永福町駅下車、徒歩5分程)

 井の頭線永福町駅改札を出るとすぐ頭上に、看板がありますね。

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 目指すは永福和泉地域区民センターです。そのまま直進ですよ。

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 最近新しくなった駅舎。そのまま行くと、左に折れます。

 左に折れると右手にすぐエスカレータと階段があります。

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 ここを降ります。どちらを使うかは自由ですよ。

 さあ、駅を出ました。

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 目印は「ボンシューズ」。このお店がやっているのを先日初めて見ました。

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 このお店に向かって左を走っているのが「井の頭通り」です。

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 ここを反対、「大勝軒」側に渡ります。信号は守りましょう。

 大勝軒側に渡って右を向きます。

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 三菱東京UFO銀行の看板が見えますか?見えたらそのまま怖がらずに前進します。

 もうすぐですよ。

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 少し歩けば酒屋の三浦屋さんがありますね。おっと、前を歩いているのは東京支部のS崎さん。

 「こんにちは~」

 さて、この三浦屋さんの角を左に入っていきます。案内の看板もありますよ。

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 ここまで来ればもう安心。曲がってすぐ右手に見えてくる建物が永福和泉地域区民センターです。

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 正面入り口はこちら。

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 中に予定表がありますので、会場を確認してみましょう。

 会員でない方の見学も歓迎しております

 興味のある方、初心者の方、ご参加をお待ちしておりますので、お気軽にどうぞ。

 6月の例会は、7月8日(第2日曜日)です。


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