メスにこだわる
ベニチガヤと、その他諸々、その辺に生えていた雑草を春に寄せ植えにしたものです。
脇に添えてあるのは鈴虫の竹細工。
先日、私が盆栽を持ち歩く時に使っている職人さん手作りのカゴを買ったお店の前を通ると、ショウウィンドウにこの小さな竹細工が目に入り、いつか何かで役に立つかもと購入しました。
友達で草木染めや竹細工など、天然の素材でものを作って商売をしている人がいまして、この鈴虫や、そのお店で一緒に買ったものを前に雑談していましたら、その友達、竹細工というテーマだけで話が止まりませんでした。
好きなんですね。
面白かったのが材料についてのひと言。
そういうもの作りをしていると、古い材料、良い材料があったらまず買っておくんですって。
腕があっても良い材料がなければ良い品物は作れないけど、良い材料さえあればお金は稼げるからなんですって。
その友達の家には200年前の竹がストックしてあるそうですよ。
ところでこの鈴虫を購入する際、お店の奥さんが、
「この鈴虫はメスよ」
と言っていました。
「あ、オスメスがちゃんとあるんですね」
と、軽い受け答えでその場は過ぎましたが、そのあとその鈴虫が入った紙袋を開けてみると・・・
むむ・・・
メスということに、相当のこだわりがあると見える。
こうなるとコンプリート欲に火が付いて、オスを探したくなってしまいますね。
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