花樹会 第43回秋の小品盆栽展
先日、所沢方面へ、花樹会展示会へ行ってきました。
うちだとザクロは樹の形が良くなってくると枯れるんです。
大きさも関係あるのでしょうが、めげずに来年もがんばりたいです。
この真柏は10センチもないですが、元は30センチくらいあったんですって。
明官性のサルスベリ。
ひと枝ちょーだい!
石化杉・・・飛び道具と言えよう。
そしてこの後、気が付くと私はS木さんのお宅の屋上の棚場にいました。
そして、帰る時になると私の手には真柏が握られていました。
世の中、何が起こるかわかりません。
科学では解明できないことがたくさんあるのです。
10月をぶった斬る!!(そして、一の枝で作る)
ご無沙汰していました。
ピラミッド建設も大詰めを迎え、王様への納期が迫る中、油まき係が無断欠勤で、こちらは大変でした。
さあ、とりあえず、ざぁっとバッサリと10月を振り返ってみよう!
まずは10月第1週目の週末、きらく会展示会にお邪魔しました。
その次の日は、清香会の勉強会にお邪魔しました。
さらにその次の週末は、湘南はまゆう小品盆栽会展示会にお邪魔しました。
一部で、海岸で私が石拾いに熱中していたという噂がありますが、実は私、ひとつも石を持ち帰っていません。
拾っていたのは貝殻です。
薄汚れた石なんかより、きれいな貝殻のほうが好きなタチですが何か?
暴れん坊将軍をイメージして、CGで海辺に馬を合成してみました。
そしてその次の日は日本小品盆栽協会東京支部の「時速100マイルで行く安行方面バス遠足」に参加して、大人買いを上まわる、富豪買いというものをして来ました。
「この盆栽園からこの盆栽園までのもの、全部ちょうだいな」
その後は台風も来て、その対策と後片付けでヘトヘト。
たいした被害はありませんでしたが、強風にやられて葉が茶色くなった雑木が数本・・・
なにはともあれ、楽しいイベント続きでした。
たくさんお勉強をして、罪深いことに、また更に盆栽が上手になってしまいました。
ここまで来ると、もはや、他の追随を許さないと言えるレベルです。
蒔絵萩
去年の支部展の際、この時期に見頃のものはないかと上野グリーンクラブの常設売店をプラプラしていましたら、蒔絵萩というものを見付けました。
その姿も花も私好みで、9月中旬という難しい時期にある東京支部展でも活躍してくれるかも、ということで、買って帰りましたが、残念、冬に枯らしてしまいました。
その樹になったタネから生まれた実生苗が1本だけ残りました。
今年もまた見付けたら買っておこうと探していましたが、嬉しいことに、支部展前に会の皆でO野さんのところに行った際に見付かりました。
幹も頼りなく、咲くのは来年以降?と勝手に思っていましたが、今年しっかり咲いてくれました。
樹の裏側から咲き始めて、やっと表側まで咲いてきましたよ。
蒔絵萩、杜松宝、屋久島ススキ。
ちょっと色気付いて、簡単に飾ってみましたが・・・
やはり真っ直ぐな樹は真ん中で使いにくいですね笑。
脇役におさまるくらいが丁度良いかも知れません。
同じ日に皆で買いましたが、既に小さな鉢に移してあるのは私くらいかも?
この先もうちょっと花が開いて、もっとかわいらしい姿になるはずですが・・・
去年のこの写真のように。↓
萩に月 クコにアブラムシ
伸ばしっ放しにしていたクコの挿し木苗に花が咲きました。
と思ったら、その脇の枝の芽先にアブラムシが・・・
そこが美味しいところなのね。
ここにも。
これくらいで気付ければ、そして他の鉢々まで広がっていなければ、本当に薬なんていらないんですよね。
私もT屋さんの真似をして、アブラムシを筆で払い落すのでした。
私みたいな七三分けのホットパンツ男がクラシック音楽を大音響でかけながら、鋭い目つきで筆で虫を払い落す姿、想像してみると、なかなかイカレてて格好良い!!
そういう不真面目な理由です。
子供の頃から、盆栽にケミカルなイメージがありました。
何も知らない時分は、冗談でなしに盆栽といえば侘び寂びでなく、鉄サビのイメージでした。
ちょっとその辺が苦手。
それにしても、クコにはアブラムシがよく付きますね。
年中ショボショボしているこんな樹の、どこが美味しいのでしょうか。