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奇跡の変わり鉢

ずっと前に、ふざけた鉢を作りました。

草を植えてヘアスタイルを楽しもうと。

でもこれ、ちゃんとした鉢じゃないんです。
面倒臭くて鉢穴を開けなかったのですね。

それで、鉢作りを始めるウォーミングアップがてら、多少大きくなっても鉢穴を開けられるものを再度作ってたのしんでみることにしました。



女の子座りは譲れません。
あと、楽しそうに弾く姿は避けます。


尻も、ぷりっとしつつも哀愁漂う尻を意識しました。
尻には人生の疲労感が出るからです。

そう、今回は「全裸でギター」というテーマも自らに課したのです。


鉢の内側は頭のほうから掘り進めていったのですが、色々難しい所だらけの成形でしたので、鉢穴の行き着く着地点が想定できず、とにかく行き着く所まで行ってしまえ!と何も考えず掘り進んでみたら……


行き着いたのは、アスホール。

私は奇跡を感じました…
これからの素焼き、釉掛け、焼成、気合いが入ります!

取り木した杉

今年取り木をして、少し前にはずした杉。


水苔で見えませんが、うちでは珍しい太めの幹です。
鉢に上げてからもどんどん根が出て、鉢の外へ根が逃げてしまいます。


そんな根をまた鉢の中へ導くこと。
それが私の趣味です。

野ブドゥー

うちには大きなプランターがあるんです。

ずっと前から棚の脇にあって、偶然持っていた枝を挿したり、偶然ポケットに入っていたタネをまいたり、 当時はそんな気まぐれシェフな場所でしたが、気が付くとプランターの中が沢山の樹や草の根で一杯になり、土もカチンコチン。

今は奥まった場所に置いて、見えなくなる魔法をかけていますが、凄い数の樹種が生きているはずです。
一度ばらして整理しないとと思いつつ、やるとなると1日がかりになると考えるとどうも腰が重くなり、結局手付かずのまま。

その中には昔タネをまいた3、4本の野ブドウが、今も生きています。

唯一鉢上げしているのがこの樹。


毎年花を沢山咲かせてくれますが、ちゃんと交配していないので少ししか実をとめません。

今年は少し、頑張ってみるか?

苔玉の目的

前の家は二階でしたが、何故かたまにネジバナが飛び込んで来ました。
突然現れて、さよならも言わずに消えて。
引っ越す時にはゼロになっていたので、当然新居の五階にまで飛び込んで来るとも思えず、どこかで調達してこようと考えていたこの頃。

この季節、町なかでもネジバナを見掛けますが、やっぱり、夏が始まったぞ!という感じで心に響くんです。

そんな時、棚下に転がしておいた苔玉から伸びるネジバナを発見。



何目的で買ったのか忘れた苔玉。
何故だ?
何故だ?

これか…?


ちっちゃい小判草みたいなもの。

ずっと転がしておいた目的を完全に忘れて水をやってました笑。

本気スイッチ入った矢羽根ススキ

昨日株分けを済ませた矢羽根ススキ。


今日水やりしていたら、もうひと鉢発見。

定員オーバーで鉢から逃げ出そうとしています。

また株分けしておかなくては。

新しい棚で植物がどんな風に育つのかわかってきたら、無駄に放置しているだけの鉢をなくしたいブームが来ました。

しかしまあ、あっちこっちからそんな鉢が見付かって、きりがありません…

ひとりごと、みたいな。

先日は東京支部の例会で、初めて前に立って1時間ほど話しました。
テーマは五葉松。
つまりはいわゆる、しくじり先生です。

終ったあとは、上手くやれなかったことばかり考えてヘコみましたが、次の日になると、新人組からもベテラン組からも発言をいただけて、ある程度は双方向でやれたところもあったと、良かったところが見付けられたので、そこにすがりついてこの夏を過ごすことにしました。

いろいろとひと段落したら、少し気持ちに余裕ができました。

そこで今日は、念仏を唱えるかのようにひたすら草の株分けです。

大きいブナの木の下で、瞑想をするかのように勝手に自分の世界を作り上げた姫エイザンゴケ。

苔と雑草に埋もれかけながらも案外それなりに生き続けていた人間嫌い、針金かずら。

ひとかけらでこんなにするの?と買う時は金額に驚いたけど、株分けして数年育て、交換会に出したら案外もとが取れた、「苔掃除して!して!」の甘えん坊、短葉のセキショウ。

この前買った梅の鉢にもぐり込んで来たくせに、どうもなんだか他人顔のスミレ。

最近見かけないなと探したら、引っ越して環境が良くなったせいか、飛躍的に丈が短くなって、私に屋久島ススキと思われていた事実。丈が詰まっても矢羽根は消してない、今まで見せてくれなかった本気顔の矢羽根ススキ。

鉢におさめれば、あって損のない安定感。飛び込んできた他の草に主役を譲るのが特技のコガネシダ。

その他挿し木や接ぎ木、掃除まで。

日没までひたすら続けたら、本当に極楽まで行ってしまいそうになりました。
危ない、危ない。

株を分けたものはすべてコーヒーフレッシュの容器に入れました。
そのまま持ち込めば締まるし、ちょうど良い鉢が手に入ったらそのまま鉢替え。
さらには小鉢用の肥料ドームにと、とにかくこの容器、重宝します。
おかげで、沢山用意してもすぐになくなってしまうのです。

そんな感じで、写真なしの素っ気ない記事ですが、久し振りに更新しておきました。

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