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ひとりごと、みたいな。

先日は東京支部の例会で、初めて前に立って1時間ほど話しました。
テーマは五葉松。
つまりはいわゆる、しくじり先生です。

終ったあとは、上手くやれなかったことばかり考えてヘコみましたが、次の日になると、新人組からもベテラン組からも発言をいただけて、ある程度は双方向でやれたところもあったと、良かったところが見付けられたので、そこにすがりついてこの夏を過ごすことにしました。

いろいろとひと段落したら、少し気持ちに余裕ができました。

そこで今日は、念仏を唱えるかのようにひたすら草の株分けです。

大きいブナの木の下で、瞑想をするかのように勝手に自分の世界を作り上げた姫エイザンゴケ。

苔と雑草に埋もれかけながらも案外それなりに生き続けていた人間嫌い、針金かずら。

ひとかけらでこんなにするの?と買う時は金額に驚いたけど、株分けして数年育て、交換会に出したら案外もとが取れた、「苔掃除して!して!」の甘えん坊、短葉のセキショウ。

この前買った梅の鉢にもぐり込んで来たくせに、どうもなんだか他人顔のスミレ。

最近見かけないなと探したら、引っ越して環境が良くなったせいか、飛躍的に丈が短くなって、私に屋久島ススキと思われていた事実。丈が詰まっても矢羽根は消してない、今まで見せてくれなかった本気顔の矢羽根ススキ。

鉢におさめれば、あって損のない安定感。飛び込んできた他の草に主役を譲るのが特技のコガネシダ。

その他挿し木や接ぎ木、掃除まで。

日没までひたすら続けたら、本当に極楽まで行ってしまいそうになりました。
危ない、危ない。

株を分けたものはすべてコーヒーフレッシュの容器に入れました。
そのまま持ち込めば締まるし、ちょうど良い鉢が手に入ったらそのまま鉢替え。
さらには小鉢用の肥料ドームにと、とにかくこの容器、重宝します。
おかげで、沢山用意してもすぐになくなってしまうのです。

そんな感じで、写真なしの素っ気ない記事ですが、久し振りに更新しておきました。

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