第17回 東京展
午前中に用を済ましたあと、私の目が急に鋭さを増しました。言うならば、獣の目です。察しの良い方はもうおわかりでしょう。午後から上野のグリーンクラブへ向かいました。
今日は日本盆栽協同組合という盆栽業者さんの組合の、東京支部の展示会の最終日です。業者さんの持つ盆栽や、お客さんから管理を頼まれて預かっている盆栽を、1メートルほどもあるものから小さな小品盆栽まで、2フロアを使って、幅広く展示しています。
1階では大きな盆栽だけ展示していました。自分では、1メートルはあろうかというような、大きな盆栽を持ちたいという気持ちはさらさらありませんが、見るのは楽しいものです。
荒皮モミジです。紅葉した葉っぱがフンワリで、きれいですね。枝や幹が隠れてしまっているのがイジワルです。つい、のれんをかき分けるように、中をのぞきたくなってしまいます。
マユミさんですね。秋野真由美さんはきれいです。あ、変換を間違えました。秋のマユミさんはきれいです。マユミには、実の色が濃い赤や、白の品種なんかもありますが、このピンクのマユミが一番きれいだと思います。
根が幹になっています。根上がりですね。
柿もありました。しかしまぁ、鉢が大きなバケツほどもありました。
「盆栽好きでしょ?あげるから、大事にしてね」
と言われても、困ってしまう一品です。
また、この鉢の下に敷いてあるのが「地板」というんですが、すごいですね。魔女が作るスープのようです。
草もありました。ホトトギスは、私の好きな草ですが、育てていると、下の方の葉から茶色く変色してしまいます。町なかの住宅地でも、ちょっと日陰なところによく生えています。群生して、きれいな花を秋に咲かせているので、見たことない方は、いつもの道をちょっと注意して探してみてはいかがでしょうか。
今日はこのへんで。
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