コナラのおなら
今日は雑木好きにはたまらないマストアイテム、コナラをいってみます。
といってもうちのコナラ、まだまだです。それはそれとして、まだ幼い小さな葉がかわいらしいですね。
うちの近くの、いわゆるモダンでおしゃれで今風な盆栽を扱っているお店があるのですが、そこで2年前くらいにノッポな苗木が2株植わったポットを買ったんですね。
状態からして実生したままのものみたいでしたから、根っこの処理から始まっています。下の方の枝で切って小さくして、今年、やっと釉鉢デビューです。
この木、株元から生えるヒコバエは、今のところ丈だけ詰めて、そのままにしています。なにか上手いこと使えないかなぁ、と考えています。
こちらも同じポットに植えられていたコナラですね。こちらはかなり丈をおさえられています。
この他に、去年実生したものがあり、さらに、今年はやめとこうかな....と考えていたのに、冷蔵庫の中の小袋の中で我慢できずに発根してしまったコナラのドングリ、捨てることもできずに今、土の中です。最近モソモソ動き出しています...。
不景気だと騒がれ、世間の目も厳しく意地悪な時代に、金もないくせに私はマイペースでこんな地味な木を育てながら、あーでもない、こーでもないとやっているわけですが....阿呆なんでしょうかね。自分ではけっこう面白い人生を送っている気がするんですけど。
コナラの実生では、まず発芽の前に太い直根を地中におろすようで、この根をどう処理するかで悩みます。地中でこの太い直根が奇妙な曲を描いていたりもしますので、その曲を使ってもいいのですが、やっぱりコナラは私的に、極端な曲に頼りたくない樹種ですね。直根を切って上根を残すのが基本でしょうか。
枝は放置しておくと、ニョーンと節間長く伸びてしまいもしますが、だいたいその枝元には小さな芽が2つくらい用意されていたりするので、そこまで切り戻せば済んでいます。
なんというか、気楽に楽しみたい樹種ですね。目標は、実をならせることでなしに、幹にあの縦縞がつくまでかわいがる、でしょうか?
まあ先の長い話ですから、自分の老後の心配でもして暇をつぶしながらじっくり持ち込んでみましょうね。
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