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今夜は我が家のタネ事情を赤裸々に明かします。

 うちの窓の外の小さなスペースに、何やら怪しい容器があります。

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 本来はパスタの保存用ケースらしいのですが、中には

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小さなビニールポットがギッシリ。いろいろなタネが埋まっています。小さいとすぐに土が乾いてしまうので、少し楽をしています。

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 もう、イチョウの芽が土を押し上げてきています。

 この方法だと確かに、特に鉢が小さい時は楽なのですが、だからといってずっと閉めっぱなしにしておくと発芽がものすごく悪くなったりもするので、時々フタを開けておいて空気を入れ替えるようにしています。

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 庭梅のタネから芽が出ています。庭梅は今回が初実生です。硬い殻のタネのくせにしっかり発芽してくれました。

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 このコナラのドングリは、薄めの容器に埋めておいたのですが、根っこの伸びに押し上げられて地上まで出てきてしまいました。ちょろっと見える白いものが、根っこが伸びた後に顔を出し始めた芽です。

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 この、とても薄い鉢にはヤマコウバシのタネがたくさん埋めてあります。発芽した年には寄せ植えとして楽しめるようにしてみました。ちなみにヤマコウバシの実生も今回が初めてなので、発芽率が良いのかどうかわかりません。なのでとりあえずたくさん埋めておきました。様子を見て、発芽したのが多過ぎたらいくらか引っこ抜いて、別の鉢にでも移しましょうか。

 何種類になったかは忘れましたが、今年もいろいろタネをまきました。うちの一番古い実生の木はだいたい8、9年目くらいになると思うのですが、毎年の事ですが、タネから芽が出るというのは楽しいものです。

 しかし私はアパート暮らし。庭なんかありません。毎年言っていますが、もうそろそろ場所がないのです。なので来年からはもっと絞ってタネをまかなくてはなりません。東京砂漠には、食べ放題もあれば呑み放題もあります。しかし、まき放題はないのです。くやしいですがこれが現実です。

 さあ、盆栽を始めてみたいけど、ちょっといきなりはなぁ....とか考えている引っ込み思案なあなた。とりあえず、今年1年公園だの神社だの、街路樹だのからタネを拾ってきて、来年まいてみたらいかがですか?人の目が恥ずかしいというあなた。そう、あなたです。そんな時は靴ヒモを結びなおすフリをしてかがんで拾えばいいのです。私は片手を口に当て、せき込んだフリをしたまましゃがみ込み、あまりの苦しさのあまりにもう一方の手を地面についてかがみ込んだ体で、その手でタネを拾います。素人さんにはジャージ姿で前屈するフリなんかが一番簡単でしょうか。

 秋に拾ったら、すぐにまいてもいいのですが、そうすると、何も生えてない鉢に数カ月水やりをしなくてはならなくなります。これはとても空しくなって、精神的にかなりやられてしまうので、ビニールに密封して、寒さにあわせるために冷蔵庫に入れておきましょう。ただしドングリは、その多くはすでに先客の幼虫が入っていますので気をつけましょうね。冷蔵庫に幼虫はご法度です。

 あとは簡単、年明けから春くらいを目途に土へ埋めて乾かさなければ良いのです。

 さあ、たのしい実生ライフがあなたを待っていますよ!


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