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支部展の飾りに悩む私の心は辰砂色。

 さて、明日はいよいよ納涼展です。

 いつもの例会の会場で夏の飾りをしたり、新人は9月の支部展のリハーサルとして飾ってアドバイスをいただいたり。

 そんなことをしながら、いい大人が子供のように、きゃっきゃ、きゃっきゃする、そんな日です。

 今年も支部展に何をどう飾れば良いのか、ただひたすら悩む日々です。

 私もそろそろ、もう少し楽に展示できないものかと、少なくとも主木の松柏を選べるくらいの余裕ができないものかと思いますが、毎年この時期になると自分の棚が貧相で仕方なく思えてきてしまいます。

 今年も飾れる松柏はなさそうです。

 ただでさえ少ない良い状態の草木ですら、夏に入り、水を切らせたり、コガネムシに葉を喰い散らかされたり・・・これは修行か?と思うくらいに追い込まれます。てへ笑。

 それでも、

 終わらない夜はない。

 叶わない夢はない。

 飾れない支部展はない。

 そんな言葉を唱えながら生きています。

 思うに、飾りを決める際、あの樹なら使えるかも、あの草なら使えるかも、あの卓を使えるかも、なんて気持ちが散漫にあるとダメですね。

 組み合わせて調和させるのに苦労して、気が付くと迷路に入っています。

 主役をしっかり決めて、景色をイメージしてみて、やはりそこから考えると道がひらけてくることが多いです。

 まずは核となるものを決めることの大切さを痛感します。

 そうすると、今年使えたら使いたかったと思っていた草樹でも、この飾りには合わないなと気付けたり。

 

 自分の中ではたいしたものでなくとも、脇役として場の雰囲気を作ってくれる、そんな見えない力を持ったヤツもいたり、脇役だろうと思って育ててきたものが主役や準主役に抜擢されちゃったり。

 

 私の場合、自分の飾りのテーマに縛られて、全体が美しく見えるかどうかが見えなくなっていることも多いので、とにかく頭を柔らかくする必要を感じます。

 さあさあ、どうなることやら。

 先日、2度目の辰砂を焼いてみました。

2014_0809_234432-DSCF8380.JPG

 なかなか良い感じに焼けました。

2014_0809_234341-DSCF8378.JPG


タグ:鉢作り
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