東京支部の3月の例会の原本は書き換えられていた。
今日3月11日は東京支部の例会でした。3月11日といえば7年前の地震ですが、その時はグリーンクラブのに行った帰りで、ヒメシャラをぶら下げながら、ひたすら家まで数時間かけて歩いたのを覚えています。忘れられません。
さて、現役世代は年度末ということで今日は参加者が少なかったですが、若手男性陣にも手伝っていただきつつ、無事終了。
こちらはT屋さんの真柏。驚くほど小さいですが、T屋さんのすごいところは、ただ小さいだけではない、ということ。生で手にしてみるとよくわかります。盆栽のバイブレーションをしっかりと感じるんですね。あのバイブレーションは何なのでしょう。初心者の新人さんは、土が入ってないと驚いていましたが笑。
この樹は、一番低いところの芽で作り直したところなんだそうです。ちゃんと手を入れる前の写真も持ってきていただけました。
覚えてます、覚えてます。
ジンのところのちょろんと出た芽で作り直したということですね。
しかし、ただでさえ十分小さかった樹を、さらに小さく改作してしまうとは、本当に恐ろしい方です。そして、それを管理できるというところがまた恐ろしい。
そしてもっと言わせていただけば、体も楽なわけじゃないはずなのに、気力の衰えだってそりゃ当然あるはずなのに、今でもちゃんと例会へ樹を持って来ていただけるところ。その樹について、いろいろ織り交ぜながら話して聞かせていただけるところ。本当に樹と共に生きているんだと感じます。
きっと、そういったのも含めて全部樹に表れてのバイブレーションなんでしょうね。
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