植え替え終了
今日、正体不明の柑橘類を植え替えて、2月末から始めた今年の植え替え作業もひとまず終わりです。疲れましたがやはり、植え替えはたのしいです。去年よりかはいく分うまくやれるようになったでしょうか、この柑橘の根をほどいている時に去年の自分の手の跡を感じました。
この柑橘類、正体不明というのは、今から7年以上前、自分で食べたと思われる柑橘類の何かのタネをまいて芽が出たもので、その頃は植物にはたいして興味もなく、何のタネをまいたのかさえ覚えてないのです。芽が赤紫色というのと、挿し木の成功率が高いこと、翼葉がほとんどないということなどから、この木はレモンのタネをまいたものなんじゃないのかと思ってますが、どうなんでしょうか。ちょっとややこしい話になりますが、レモンは多胚性なので、私が珠心胚実生を育てていれば、親と同じ形質の個体になるらしいのです。この木が果たして本当にレモンなのか、その答えは今年わかるのか、あと10年かかるのか、何もわかりません。実生の柑橘は実を結ぶまでにとにかく時間がかかります。柑橘だけではありません。うちには実生のリンゴの木もありますが、同じく7年以上たちますが今年も花をつけませんでした。これは、木がまだ若く、成長することに夢中だかららしいです。そのため、なるべく早く花や実をつけさせるためには、毎年植え替え時に根をしっかり切って、小さめの鉢で少し不自由させるのがいいそうです。まあまあ、うちでは、たまにハサミを手にして、「はやく実をつけないと、承知しないぞ!」と脅してますので、来年あたりには花を見せてくれるでしょう。
今年の植え替えはこの容器にたいへんお世話になりました。ドレッシング用の容器なんだそうですが、元肥のマグァンプKを扱うのにベストでした。トンガリコーン状になった先端を、粒の大きさに合わせて自分で切って使うようになってます。シャカシャカ響くこいつに感謝状です。
コメント 0