ALA検証実験のはじまりです。 [ALA検証実験]
みなさん、ちょっと前から話題のALA(アラ)って知ってますか?5-アミノレブリン酸の略で、植物でいったら葉緑素の、動物でいったら血液の原料のひとつで、生体内で作られる天然アミノ酸です。このALAを植物に施すと、日照量が少なくても元気に育ったり等々、肥料とはまったく違うアプローチで植物を健康にするらしいんです。
ALAについて、詳しくはこちらを。
http://www.pentakeep-world.com/utility/index.html
ピンポイントで新しいもの好きな私は、去年このALAについて知ると、裸足のまま、傘もささずにホームセンターに走っていました。
さて、このALA、使うのと使わないのとで、どれだけ違いがあるのか、また、小品盆栽なんかを念頭においた植物の培養には向くのかどうかを、盆栽界を代表して、この私が1年かけてしっかり検証してみようと思います。
協力してもらう木につきましては、成長の具合がなるべく同じような木を3種類用意しました。
まずは松柏類代表で赤松さんです。
2人は去年の春にタネから生まれたあと、軸切り挿し芽と言われる作業を経て、多少病気もしましたが、無事冬を越した赤松です。左がALAなしで、右がALAを与えて育てます。
こちらは実生カリンの、おそらく赤松と同じ今年で2年目の苗です。10数株の中から、成長が遅くも早くもない、同じようなタイプを選びました。赤松同様左がALAなし、右はALAを与えて育てます。実成りの具合も比べたいところですが、この木はまだ若いので無理です。
最後は花もの代表で、バラです。ホワイトピーチオベーションという品種です。ホームセンターで同じ鉢に入っていたものを分けたもので、同じく左はALAなし、右の少し小さい方がALAを与えて育てるほうです。
ALAは、ペンタガーデンを説明書き通り、100倍希釈で7~10日に一度の間隔で与えます。場所としましては、せっかくなので、日当たりのあまり良くない棚下を用意しました。さて、どうなることでしょうか。時々中間報告いたします。今日は何だか面白みに欠ける文章だったので、とりあえず、昨日に引き続き「鼻をつぶされたボヤッキー」をもう1度ごらん下さい。
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