第16回緑風盆栽展 その3 やまこうばし、黄モッコウバラ、庭梅、花筏
今日は緑風盆栽展で買った盆栽素材を紹介させて下さい。1番手は、こちら、やまこうばしです。
地味ですが何だか好きなやまこうばし、私はいつかやまこうばしで寄せ植えを作ります。
次は黄モッコウバラ(黄木香バラ)です。
モッコウバラはツルバラの一種らしいですがトゲがなく、普通のバラほど病気や害虫に弱くないそうです。また生育も早く強健な種で、一期咲きですが、花の数も多くつきます。今時分は住宅街で大量に花を咲かせてます。
どこもすごい量の花です。
先日の緑風盆栽展でも展示がありました。盆栽になるとどんな感じでしょうか?まずは、まだちょっとつぼみが開いてなかったものです。
立ち上がりから枝が下垂する、半懸崖という樹形でしょうか?かっこいいですね。花が咲いてるのもありました。
庭先で咲いてるものと盆栽にされてるものとは大分印象が違いますね。私は盆栽で先にモッコウバラを知り、あとになってあっちにもこっちにも、町なかに育ってるモッコウバラを知りました。このパターンは多いです。言うならば、盆栽で見て、そこから、地味な木なら地味な木なりの、華やかな木なら華やかさだけじゃない、一歩踏み込んだその木の個性を教えられている感じです。
次は庭梅(ニワウメ)です。
名前は知っていたんですが、手にしたのは初めてです。かわいそうに、随分いい加減な名前をつけられたもんです。「庭に植える木で、梅に似た花を咲かせる木」というのがその由来らしいです。相当屈辱的なネーミングです。面倒くさいからテキトウにつけられたと思われても仕方がない名前です。木にはけっこうひどい名前をつけられてるものがあります。いずれほかの木も紹介します。
このニワウメは花も終わって青い実がついてました。
これから赤くなるそうです。
最後に紹介するのは、今まで図鑑では見かけていましたが、そのインパクトたるやなかなかのものがある奴です。実物を見たのも今回が初ですが、飛び道具的なインパクトがすごくて、盆栽にするのは難しいのではないでしょうか。しかし、それを見てみたい気もします。私はこの木を、好奇心で買いました。どうぞ、この木に、「咲かすとこ間違えてるー!」と言ってやってください、ハナイカダ(花筏)です。
葉っぱの真ん中に付いているのは花です。花が葉っぱのイカダに乗ってるかのような姿ということでこの名前がついたそうです。さっきの庭梅とは大違いで素敵な名前です。別名に「嫁の涙」というのがあるそうです。我慢の果てにこっそり流したひとつぶの涙とでも言うんでしょうか?なんだか含みのある名前です。この木についての説明のおすすめはこちらです。http://www.ne.jp/asahi/osaka/100ju/hanaikada.htm
いやいや、いろんな木があって楽しいです。
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