第16回緑風盆栽展 その4 楽しみ方は人の数だけ
いろいろ紹介してきました緑風盆栽展ネタですが、今日でおしまいにしようと思います。最後に実際に展示されていた盆栽をいくつか鑑賞してみましょう。
何だか日当たりのいい公園の、芝生の生えた広場を思いました。私が山里での生活を知っていれば、里の景色となったのかも知れません。ずっと昔からこの土地を見守ってきたかのようなおだやかさが、どっしり感として感じられます。ステキです。
ではこんなのはいかがでしょうか?
五葉松ですね。細めの幹に味のある曲が効いていて、上に伸びようとする木のエネルギーを感じます。ナイスです。
こちらは、やまこうばしの寄せ植えです。微妙に右の空間を空けているのところなど、日本人の美意識のあらわれでしょうか。盆栽にかかわらず、日本人は左右非対称の文化らしいです。さっきのケヤキもちょこっと右によってますね。欧米や中国の建物はキッチリ左右対称が多いそうです。
しかしあまり難しく考えていると遊び心がなくなってしまいます。例えばこの盆栽はすばらしいものです。しかしずっと見ていると、
背泳ぎの選手の、今まさにスタートせんが姿と見える人もいます。そう見ると、すごい躍動感です。
例えばこの盆栽はどう見ますか?
私には、がちゃぴんのミイラと見えます。
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