アルプスの乙女が産んだ子供
こんばんは、実生好きです笑。
盆栽を始める前から果物の実生を楽しんでいた私の棚には、決して展示会の売店には並ばないだろう苗が居心地悪そうにいるんですが、これもそんな木のひとつでしょう。
この木は、昔スーパーの青果で買ったアルプス乙女という品種のリンゴのタネを実生したものです。もともと1本の幹でしたが、そこに別の木の枝を接ごうとして、それに失敗し、その幹は枯れてしまったのですが、あとからヒコバエが3本出てきたものです。
失敗が、かえって木を面白くしてくれました。
と言っても品種モノの実生ですから、アルプス乙女のような小さめのリンゴをつけてくれることに期待することもできませんし、また、実生から開花まで何年かかることか....。
うちの一番古い実生リンゴは8年くらいですが、今年も開花はしない気がします。
それでも、まぁ、雑木気分で(また雑木としては雰囲気にかけますが...)地味に楽しんでいけたら、10年なんてアッという間でしょう。いえいえ、それも怖いですが。
おさまっている鉢ですが、私が鉢作りを始めて、かなり最初の頃の1枚で、なんと言いますか、バランスが悪いというか、ヨレヨレというか...出来が悪いです笑。底の穴も小さ過ぎのようです。
ちなみに木に巻いてある針金が鉢の外に巻かれているのには諸事情ありまして、気にしないでください。ましてや、マネなんか絶対にしないでください。笑われますよ。
タグ:リンゴ実生
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