今夜は萩の名品盆栽ですよ。
うちにはどこの馬の骨だかわからない萩の挿し木苗がいくつかあります。去年挿して今年鉢上げ。花はいつかなと思っていたら、今日、もうツボミがついているのに気付きました。
萩は、半分は草みたいなイメージですが、まだ細い幹でもけっこう固くなって、曲がらなくなるようです。そもそもあまり作り込む木でもないとは思いますが。
詳しいことはわかりませんし、展示会でもあまり見た記憶がありません。お手本がないので、まあ、自然に育ってもらいますか。よく観察して、先ずは相手を知りますか。その前に、私のことを知ってもらいますか。どうだい、今晩は私の部屋に来ないかい?いろいろ話そうじゃないか。え?ちがうよ、話をするだけだよ。何にもしないからさぁ。
萩の花を、日本人はかなり大昔から愛してきたようで、万葉集の時代には萩の花見がヒップだったようです。
そして江戸時代の松尾芭蕉は「おくのほそ道」で、仙台の萩の名所として名高い宮城野を訪ねていますが、時期は5月、端午の節句。まだ花は見れなかったようです。それでも、「花の咲き誇る秋の美景がほうふつとする」と上機嫌。さすが芭蕉さん、想像力が豊かです。
どうかみなさんも松尾芭蕉を見習って、私の盆栽を見る時には、想像力をMAXにしてご覧ください。
タグ:萩
欲しいものがあるときは
ちょっと強引なくらいの方が良いのかもしれませんね(笑)
萩の花いいですよね。
私も1鉢だけ持っていますが、
花はまだ咲いてくれませんよ。
by otama (2010-05-28 22:53)
otamaさんへ
実は私、今年の開花はあまり信じていません。挿して1年ですから。来年になったら花ひとつ咲かせないなんてこともあり得る気がします。
とりあえず、やさしい感じで小さくまとめられたらいいなと考えています。
by まこと (2010-05-29 11:13)