素晴らしき乳濁釉の世界 1
今回は一蒼さんに、自作の乳濁釉というものを初めてお願いしています。
パッと見は地味ですが、近くでよく見ると、とてもきれいです。
たまたま名品展の会場で、私が一蒼さんから焼き上がりを受け取る場所に居合わせたbonさんにも鉢を見ていただいていると、
「ココ!」
と、この鉢の足を指します。そこをよく見ると、釉が溜まったところに赤や青が混じって、とてもきれいになっています。
最近のbonさんの目はもはや素人の域を越えているようです。
「あははは!捕まえてごらんなさ~い!」
と、私を軽く飛び越えていきました。
(どうやら、誠に不本意ではありますが、少々汚い手を使ってでもbonさんの更なる成長を邪魔しなくてはならないようです)
さてさて、この鉢の大きさを比較できるものをと思い、前回は手近に1万円札しかなくてタイヨウさんからお叱りを受けたのですが、やはり、あの「10」と書いてある、こまごまとした物を買う際に使う茶色い金属の円盤が手元にはないようですので、何か別のものを探してみました。
そこで、学生さんでも、社会人さんならオフィスでも見掛けそうな消しゴム、MONO消しゴムなんていかがでしょうか。
これで多少、この鉢のサイズを実感していただけるのではないでしょうか。
ちなみにこの鉢、成形終了時の写真を見ていただくとわかりますが、縁の下のくびれがだいぶ釉で埋まったようです。
この釉で、計4個焼成を依頼しましたが、残りはまた次回へ続きます。
タグ:鉢作り
まことさん、こんばんは。
いえいえ、飛び越えるだなんて。
まことさんの足元にも及びませんよ。うふふ。(* ´艸`*)
この鉢は本当にキレイでした〜。
足元のレインボウが。。。なんていうんでしょう、
こう、貝が時代を経てオパール化しちゃったみたいな
神秘的な趣を醸し出していましたね。。。
太古のロマンさえ感じさせる。。。
。。あっ、うっかりポエマーになっちゃうところでした。(笑)
MONO、大きすぎです。
何をどんだけ消すつもりですか。(笑)
by bon (2011-01-27 00:06)
bonさん、こんばんは。
大人になるとだね、bonくん、
あの瞬間、あの場面、
いろいろ消さなくちゃならない記憶や思い出がいっぱいで、
大型MONOでも足りないくらいなのだよ。
わっかるかなぁ笑。
おっと、詩的な表現で盆栽だけでなく詩人としても非凡ぶりを垣間見せ、
盆栽エンジェルとして更なる好感度アップを狙おうとは.....
小娘とはいえ、このしたたかさ、
油断のならぬ相手だ。
言っておきますけど、
なにも壱興さんの赤い豆鉢がうらやましくてトゲトゲしてるわけじゃありませんから。
ぜ~んぜん違いますから!
by まこと (2011-01-27 19:08)
こんばんは
10円の代わりにMONOですか。
中学時代に特大MONOを使っていた覚えがあります。
変わった色の鉢ですね。
足の釉薬の溜まりがきれいです
使いこむともっと渋くなるかも
黄色とか赤色とか派手な色ばかりではなく
こういう趣のある色も良いですね。
by タイヨウ (2011-01-27 22:07)
まこっちゃん、
足元までオシャレしてぇ~・・・さぁ何を植えますか?
by 気まま (2011-01-27 22:20)
タイヨウさん、こんばんは。
中学時代から特大MONOとは、
タイヨウさん、若くして消さずにいられない思い出が沢山あったのですね。
一蒼さんの話では、この釉時代がつきやすいんですって。
3~4年で十分落ち着いてくるって言ってましたよ。
素朴で使いやすそうな色ですから、
結構気に入ってますよ。
by まこと (2011-01-28 00:36)
気ままさんへ
気ままさん、こんばんは。
オシャレは足元からです。
何を植えましょうか...
赤を引き立てることができそうな鉢ですね。
えっと、春までの宿題にします笑。
by まこと (2011-01-28 00:44)