解き放たれたウグイスカグラ
数日前は夏を感じるほど暑くなったと思ったら、天気が崩れだせば、寒い寒い。
今日はレザーのホットパンツだけでは寒過ぎましたので、膝上までの編み上げのレザーのブーツにマントを羽織って家を出ました。
あの、うちの棚の脇に、昔の園芸趣味のなごりの大きめのプランターがひとつ置いてあるのです。
そこには今、勝手に生えてきた草とか、鉢に入れそびれた草とか、意味なく挿してそのままの樹とかが無造作に植わっているのですが、
そんなごちゃごちゃしたところに、最近妙に伸びてきているものがあるなと思い、ちょっとそれが何者か、観察してみたのです。
こんな感じの葉っぱ。
こんな大きさの葉っぱ、植えた覚えもないし、どこかから変な草のタネでも運ばれたかなぁ、と最初は思いましたが、根元をたどっていくと、なんと、去年、一昨年あたりに剪定した枝を考えずに挿して放置してあったウグイスカグラです。
ウグイスカグラって、放置するとこんなに葉っぱが大きくなるのですか?
ちなみにこちら、小鉢に入ったウグイスカグラ。
数年前、栃木の祖父の家の近所の林の中に自生するウグイスカグラを見付けましたが、その樹の葉っぱも大きさはこの程度でしたよ。
私は軽く、カルチャーショックです。
偶然、親しい友達の今まで見せなかった意外な面を見てしまったかのように、その時の私は驚きを隠せませんでした。
タグ:ウグイスカグラ
今晩は、まことさん
全体像の見えないウグイスカグラですが何やら”よさげな鉢”に
入っていますね。小品ではあまり名木を見かけません。この樹の開花時期か実なりの絵を観たいです。
この樹の名前はずーとウグイスカズラと思っていましたよ。
本当は違うんですね。
by aze (2011-05-25 18:56)
azeさんへ
ふふふ。あの鉢は「杉並の東福寺」が作ったものですよ。
ウグイスカグラ、たしか3月4月頃咲いた花にかわいい赤い実がつくんですよね。
さびしいことに、うちではまだ花も実もつけません。
全部挿し木から作っているので、若すぎるのですね。
この木は、他の樹の下で生きる灌木とのことで、
その雰囲気を出せるように作りたいとは思うのですが・・・
独特の枝の伸び方にただ翻弄されています笑。
実もの大好きのS崎さんが、今年もその実成りを見せてくれるかもしれませんね。
私はこの樹が好きで、挿し木で増やしているんです。
幹もキレイです。
名前の由来はどうもはっきりしないようですが、カグラは「神楽」とか「隠れ」とか・・・
名木を見掛けないというのはやはり、
秋から冬の展示会で格好つけられない樹というくくりなのでしょうか。
将来の名木ならうちにたくさんあるんですけれどね笑。
by まこと (2011-05-25 20:51)