稲作、はじめました。
数年前、まだ盆栽を始めていない頃に、お正月飾りの稲穂をまいたら芽が出て、穂をならすまでに育ちました。
今度は小鉢で穂をならせてみたいものだと、今年再びお正月飾りの稲穂をまいたのですが、悲しいことに、うんともすんとも言わず。
諦めかけていたそんな時、盆栽歴も、日本小品盆栽協会歴もものすごく長いのに、何故か私の可愛い後輩、ふふふ笑、週末農夫のazeさんから、戦慄のプレゼントをいただきました。
種もみをたくさん。
しかも、畑用の稲だそうですよ。
とりあえず水にひたしておきました。
以前、農家の方はタネまき前に、発芽をそろえるために種もみをお湯に漬けておくと聞きました。
そして最近、実家で農業を営む友達に聞くと、昔はそうだったけど、今はそれ用の機械に入れておくだけなんですってね。
そんなわけで、とりあえず種もみを水に漬けてみると、
三日も経たないうちに、根っこを出して来ました。
この点は五葉松にも見習って欲しいところです。
さあさあ、急いで土に埋めておきましょう。すると、
次の日には芽を出してきました。一体何をそんなに生き急いでいるのでしょうか。
こんな遅い時期に小さな場所に発芽させ、稲穂を拝むのは難しいのでしょうが、とにかくいろいろ試さなくてはなりません。
それが、稲作文明というものですから。
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