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交換会後の興奮気味の私

 今日は上野で日本小品盆栽協会、本部の交換会へ行ってきました。

 会場では芳幸さんともお会い出来、お土産の五葉松までいただいちゃいました。

 芳幸さん、ありがとうございます。

 うちに来たからには、未来の名品です。

 今回もつくづく思いましたが、もっと目を肥やして、これというものに集中しないとツワモノ達にはかないませんね。 

 青閑の豆鉢・・・ちょっと持ってみたかったなぁ。

 家に帰ってみると、改めて疲れでヘロヘロになっていることに気が付きました。

 かと言って少し休むにしても、訳のわからない高揚感でじっとしていられません。

 なので、うちのヘッポコ杜松宝の古葉取りをボーっとやっていました。

 こんな時は地味な作業に限ります。

 しかしです、今日はそれでも落ち着けず、大変困りました。

 その原因は、展示会が迫って来た、ということでしょう。

 果たして自分に何かできるのだろうか。

 恍惚と不安がいたずらに入り混じる私の魂に振り回されっぱなしです。

 その役目を終え枯れた古葉をとっている、この杜松宝。

 樹姿も、教わった通りにはいかず、愛想のない姿。

 小さなポット苗から、私がイチから育てたので、当然古さなんて無し。

 それでもね、展示をするのならこの樹を飾りたいな、という情が、以前からぼんやりあるのです。

 他に樹がないだけなのですけどね。

 この2年程、そうそう、日本小品盆栽協会に入った頃から、講師に相談しながらずっと取り組んできた樹ですし、

 支部展が、この1年の成果を発表出来る機会なのだとしたら、やはりこの樹がふさわしいのではないのかと思ってしまうのです。

 この樹が、誰と張り合うわけでもない、等身大の私ですから。

 一応、メインの役者となる3点として石と屋久島ススキと杜松宝を考え、あとは他にいろいろ脇役を例会に持って行き、皆さんの意見を聞いて考えようと思っています。

 情景としては、夜明け前、眼前に群生する枯れススキの、その上に昇る月を、無表情な一本杉(一本杜松宝)の下から眺めるまこと、の図。

 そこでまことは何を考える?

2011_0731_213248-DSCF3393.JPG 

 ま、背景の色が完全に真昼間の快晴ですけど笑。

 月はもう少し昇らせた方が?

2011_0731_213458-DSCF3395.JPG

 昇り過ぎ?

2011_0731_213732-DSCF3397.JPG

 夜明けを待てずに、ススキにはトンボが遊びます。

2011_0731_195340-DSCF3390.JPG

 羽根は夜露に濡れてないかしら。

 羽根の感覚を確かめるように動かします。 

 ・・・・・・ 

 良い樹があるなしにかかわらず、これが私の今の実力でしょう。

 アドバイスを受けて、実際に展示が可能かどうか判断しましょう。

 樹を育てるのも楽しいことですが、この数カ月で、飾るという楽しさを、よりリアリティーをもって知ることができました。

 今年の展示が出来ようが、出来なかろうが、得たものは大きいと実感していることには変わりがありません。 


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コメント 4

aze

まことさん、昨日はお疲れ様でした。
 上野でも永福町の例会同様に、充分に我々新人達の代表としての存在感が有った様思います。本当です!
さて、杜松宝、やっぱり先輩のイメージの中では当然主木でしょう。自分も含め皆納得です。←きっぱりと言い切る。後はそれをひきたてて景色を作る脇役は。うーん?難し~?私も勉強せねば!
兎に角、キタイシテま~す。
by aze (2011-08-01 18:15) 

よしゆき

こんばんわ


昨日はお疲れ様でした


靴の裏に土付いてたお陰ですぐに気付いてもらえてよかったです


僕も気付いてはいたのですが目の前に夢中になっていると他に気がまわらず声をかけそびれてしまいました


僕の場合余り人相も良くないので・・・


今度は僕の方からご挨拶させていただきますよ


九月の展示会楽しみにしてます

by よしゆき (2011-08-01 19:12) 

まこと

azeさんへ

 azeさんも本当にお疲れ様でした。

 私は急遽、交換会終了後の計算のお手伝いまでしてしまいました笑。
 
 いろいろと頭を使い、帰宅後本当に疲れてしまったのですが笑、精神的には興奮状態で、どうにも仕方がありませんでしたよ。
 きっと他の新人方も同じ気持ちだったことでしょう??

 実は、左流れの低い萩の開花にも期待していたのですが、
 梅雨入り頃にもう咲いてしまいました。
 草冠に秋と書いて萩のくせに、だらしない。
 そこを講師にこっそり相談したら、
 花が咲いてなくたって大丈夫、というようなことを言っていただき、
 どれだけ救われたことか・・・

 脇役がどうにかなれば、
 あとは、私の樹だけでは貧乏臭いので、
 先輩方からうん十万の高級な飾を借りて、
 めでたく一件落着ですね。

 さてさて、今年のテーマ、
 「全員が支部展への出展を目指して」。
 このドラマの最終章には、どんな感動が生まれるのでしょうか?
by まこと (2011-08-01 20:53) 

まこと

 芳幸さんへ

 芳幸さん、こんばんは。
 昨日はついにお会いできましたね。
 随分といろいろセリ落としていたそうで笑。

 一応靴を確認したのですが、泥がついているように見えず、
 「あの、すみません、靴裏を拝見してもよろしいですか?」
 と声をかけようかと思いましたよ笑。

 そうそう、日本小品盆栽協会の個人会員になられたのですね!
 もう仲間じゃないですか笑。

 いずれは新しい支部の立ち上げですね。
 きっと芳幸さんなら出来ますよ。
 共に名品展で飾りましょう!

 私もセリに集中していたり、急遽お金の手伝いを頼まれたりで、
 たいしたお話も出来ずに残念に思います。
 ちなみに、最後私の隣に座っていた女性が名物おかみですよ。

 ご都合よろしければ、
 是非9月の東京支部展にもお越し下さい。
 楽しみにしています。
by まこと (2011-08-01 21:12) 

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