八房のロウヤ柿(♂?♀?)
しばらく続く、曇りと雨の繰り返しという気候のせいでしょうか、米栂が根を鉢の縁まで伸ばし、脱走を試みているようです。
春の植え替えの際に表土にのせたミズゴケが取りきれずに少し残っているせいもあるのでしょうか。
しかし、雨続きでこれだけジメジメが続く中、こんなにきれいな根を動かしているということは、米栂君、案外こんな環境、嫌いじゃないのね?
さてさて、話は変わりまして、しばらく前に買ったまま手をつけずにいたロウヤ柿でも。
ロウヤ柿ばかり並べているお店で、八房ロウヤ柿として売ってました。
葉っぱがやけに小さいんです。
実生から出て来たそうですが、まだ花が咲いていないので、オスともメスとも言えないが、同時期のものでオスはもう開花しているので、おそらくメスではないか?とのこと。
だいたいオスが早く開花樹齢に達して、メスは後というのが多いんですって。
実際のところ、お店の方はそれを確かめるのを諦めたかのような顔をしていました。
もう引退するつもり?
樹は真っ直ぐですから、このままだと小さく作るのはキツイようです。
かといって、無理に針金をかけてもロクなことになりません。
まだメスと決まったわけではありませんが、来春にでも根伏せしてみましょうか。
せっかくなので剪定ついでに挿し木を試すのも良いですね。
もしかしたら着くかも知れません。
庭木の柿の木は秋になると、真っ赤だったり、緑、黄、赤のきれいなグラデーションだったりの紅葉を見せてくれますが、このロウヤ柿という樹にはそんな芸はないようです。
たしか、「柿紅葉(カキモミジ)」という言葉もあるのですよね。
実成りだけでなしに、紅葉まで楽しめたらいいのですけど。
カキの木といえば、そうそう、どこかで読んだ研究機関の記事に、挿し木はなかなか発根の確率は高くないが、夏に出るヒコバエを挿すとかなりの確率で根付く、というのがありました。
いつか試してみようと思ってやっていませんね。
同じようなものに、カラマツも、基本挿し木はあまり発根しないが、7月下旬に湿度をしっかり保って挿すと、かなり発根率が上がる、というのもありました。
試そうとしてやらずじまいのことって、けっこうありますよね。
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