行き詰ったら・・・
極小さな盆栽でも鉢を小さくしないと樹が美しく見えないので、上手な方はやっぱりそれなりのサイズの鉢を使っています。
ある方が言うには7:3、せいぜい6:4。
それでも実モノとなると多少土が多くないと実が付いてくれないので、少し深めの鉢を使ったりなどなどでどうしても少し大きめになってしまうんだとか。
「何故そこにこだわる?」とお思いの方も多々いらっしゃるとは思いますが、そこはグッとこらえていただき、最近私、猫足に挑戦中なわけで、実モノを意識してちょっと深めの鉢を作っていたのですが、今回ちょっと失敗し、上部が縁に沿って切れてしまいました。
そんな時は、
「ちが~う!」
と叫んで叩き割ってしまえば情熱の芸術家として孫の代まで伝えられること間違いなしなのですが、例えば私、100メートル走ではビリっケツを争っても、障害物競争ではトップを争うような人間でしたので、いいえ、そういうのはどうでもいいのですが、深めに作った鉢を半分程の深さに方向転換してみたのです。
その関係で、イメージより少しだけ足がラウドに感じなくもありませんが、それは後から修正が効く範囲でしょう。
でもなぁ・・・縁がわからない。
猫足とかだと縁はちょっとボリュームを持って、玉縁になっていたり、ニョ~ンと張った縁だったりが普通よく見掛ける形なのでしょうか。
この感じだと、足は可愛く丸っこくて、縁はちょっと角張っていて、言ってみれば「童顔男子の角刈り」ってとこですね。
あぁ、わからない。
わからないからちょっと放置プレイ。
角刈りの童顔男子を放置プレイ。
またそのうちにふっと見えてくるでしょう。
私には落ち武者とか兵隊さんだって見えて来る時があるのですから。
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