炎天下のクレイジー
梅雨が明けて、朝の潅水も汗だくにならずして終わらなくなりました。
只今姫ザクロとaze性のサンザシが水切れで、風鈴ツリバナマユミがおそらく根の不調で、メネデールを処方され保護中。
他にも暑くなってから葉色の冴えない樹がいくつか。
小さな鉢に閉じ込められた夏というのは、人間で言えば、明らかに小さ過ぎるホットパンツで過ごす夏みたいなもの。
樹もギリギリのところで生きています。
さて、今朝水やりをしていたら、私というO型の血を持つ人間がいるというのに何の興味も示さず開花中の穂咲きナナカマドの花にとまってモジモジしている蚊に気付きました。
カメラを近付けても逃げる気配がありません。
どうも、ただ止まって羽根を休めているような感じには見えなかったのですが、もしかして、思う所があってベジタリアンにでも路線変更したのでしょうか。
私としては、相手にされなかったらされなかったで、ちょっとO型としてのプライドが傷つきます。
棚にはもういろいろと夏の虫たちが集まって来ています。
先日書いたルリマルノミハムシも穂咲きナナカマドの花に。
こちらは初めて見る蟻です。
世の中には蟻の姿そっくりのクモもいるので、この虫もどうなんだか。
そして、また今年も蜂が水を飲みにやってくるようになりました。
襲って来ないのでこちらからも手を出しませんが、いちいち羽音に圧迫感がありますし、第一、私が丸腰でも相手は丸腰ではないはず・・・懐には毒を塗ったジャックナイフを隠しているんです。
そして、私がいるから水を飲めるのだから私を脅したり襲ったりしてもあんたには何の得もないのだよと説明しても、話が通じる相手ではありません。
凶器を持った話の通じない炎天下のクレイジーに、一体誰が心を許すでしょう。
私なら近寄りません。
私はランなどに使う砕いた軽石を浅い容器に敷き詰めてミニ盆栽を置いてますが、雨が降ると水に浸かってしまいます。
この状態では根腐れになりそうで容器に適度な場所に穴を開けるのが現段階では良いとは思っているんですがなかなか作業できず…
きっとその子(蚊)はまだ交尾していないうぶな乙女なのですよ。
私もO型で、盆栽に(盆栽と呼べるようなものはない?)水をあげるときは虫除けスプレーが必需品です。
それでも奴らは猛攻してきますが…(笑)
写真の蟻みたいな蜘蛛は、アリグモの種類で2004年に新種として認められた″ヤガタアリグモ″ と言う奴に似ていますね。
この種だとすればこいつはすごい猛毒…は無いらしいですよ(笑)
by 之 (2013-07-07 22:01)
蚊は基本的には食植性で、産卵期にのみ蛋白源として吸血します。
ですから吸血するのは♀のみです。
by Sekizuka (2013-07-08 11:28)
之さんへ
之さん、こんばんは。
私も以前は砂を敷いていましたが、雑草や苔が生えやすくなって汚れるので、もう止めました。
今は御成園さんで買った、排水の穴がついた自動潅水用の大きく丈夫なトレイ(なかなか便利です)に薄い杉板を敷いています。
板が余分な水を吸ってくれ、棚上の湿度が丁度良い気がします。
あ、トレイだけで、自動潅水は使っていませんよ。
それで水がもたない鉢は、うちには置いてあげません笑。
とにかく、容器の中に古い水がたまると良いことはないので、排水は早目につけた方が良いかも知れません。
夏になって棚まわりに虫も増え、敵なのかそうでないのか、いちいち気にしながらの作業・・・ま、僕らはみんな生きている、という感じでしょうか笑。
by まこと (2013-07-08 21:07)
Sekizukaさんへ
Sekizukaさん、お久し振りです。
では私を無視した蚊はきっとオスだったのですね。
でも私、こういっちゃなんですが、オスにも好かれるタイプかも知れません。
危ない場面もありました・・・
Sekizukaさんには理科の先生のような雰囲気を感じます。
by まこと (2013-07-08 21:18)
なるほど~、自動灌水用のトレイに杉の板ですね!
メモメモ…
私のは、某100円ショップの大きめなトレイです…
っと、それより先に時間を見つけて穴を開けねば(笑)
トレイの排水口は底に開けるのか側面が良いのか少々悩んでますが、
少しでも水を貯めないように底の方に開けた方が良さそうですね。
まあ、トレイは沢山あるので樹によっていろんなパターンで使い分けたいと思います。 何事も経験ですね。
by 之 (2013-07-09 00:14)
之さんへ
うちでもカゴと受け皿のトレイからなる食器の水切りカゴをいくつか使っています。
カゴごとドブ漬けで潅水し、雨の日は受け皿をはずし、普段でも毎日受け皿にたまった水は捨てます。
うちはやたらに地面に水を流せる環境ではないので、なるべく排水をコンパクトにする苦肉の策です。
先の、自動潅水用トレイへの潅水も、ジョーロで流した水が全て下にあるトレイに溜まるようにセットしてあります。
自分の環境にあった棚を作るのが大切ですが、やはりなかなかすぐにそこまで行き着くことはできないもので、私もいまだに毎年修整してきて今に至ります。
おっしゃるように、経験から試行錯誤するしかないようです。
by まこと (2013-07-09 21:26)