ピラミッドパワーで重い腰をあげる
毎日水やりご苦労様です。
忙しいから、写真がないから、暑いから、蚊に刺されるから・・・この時期自分の中で更新しない理由にはこと欠きません。
でもちょこっとがんばってみましょうか。
近頃杉並区でもピラミッド作りが始まりまして、働き盛りの男たちがその建設のため集められています。
私も最近役所から呼び出されて、この猛暑の中、毎日毎日ブロック状の巨大な石を引っ張って運んでいますが、とても重いし、暑いし、つらいです。
朝からヘロヘロになるまで働いて、日給でパンとビールをもらうだけ。
善福寺川の氾濫で自分の畑は水没して手が付けられない状態なので、この時期他に仕事があるのは有難いことではあるのですが、もう石を運ぶだけの繰り返し作業には疲れました。
手に職をつけて、石を切り出す役になれないか、今度班長に相談してみようと考えていますが、あの役はあの役でつらいところがあるのでしょうね。
友達が話していましたが、毎日大きなノミで石を切り出していると手のしびれが治らなくなるそうです。
「では、石を運ぶソリの足元に進みを良くするための油をまくあの仕事はどうか?あの役は楽だろう。いつも私が体中をプルっプルさせて巨大な石を引っ張る時、とぼけた顔を油でテカテカさせながら、かったるそうに油をまく、ただそれだけの役割の男がいるだろう?」
と、その友達に尋ねてみると、どうもあれは杉並区から雇われているのではなく、油屋さんの方で雇ったスタッフで、もらえるパンやビールはさらに少ないんだそうです。
結局黙って石を運んでおけ、ということでしょうか。
本当にピラミッドパワーが必要なのは死者でなく、毎日馬車馬のように働かされる私達です。
さてさて、先日、9月の東京支部展のリハーサルを兼ねた納涼展で、一応今考えている今年の展示を見ていただきました。
このままチリチリにせず9月までいけるのか不安はありますが、とりあえずのイメージはできました。
今年は暑いので、9月の展示会ではありますが、夏の水辺をテーマにした飾りを考えています。
歴の浅い私が自分で作った樹ばかりを飾るので古さはありませんが、それを補える何かを感じていただけるものになればと思っています。
私だけでなく、初めて展示に参加する人も、まだ2回目3回目の展示の人も、それぞれ不安を抱きながらがんばっています。
どうかホットな目で、お手柔らかに。
今の時代、展示会でまだまだ拙い初心者の飾りが多く見れる会というのは、見方を変えれば健康なのだと思います。
新しい人が入っているということですから、未来があります。
幸い東京支部も、毎年数人ずつ、新しい入会者が入っています。
今年は4人ほど新人を迎えることができたでしょうか。
私はちょうど境目の新人で、しかも入ってすぐに役員に引きずり込まれた不幸な境遇をたどっている分、会の苦しい状況を見て来ていますので、今となると、まずは越えなくてはならないと考えていたひとつの山をどうにか越えられたのだと、少しホッとしている部分もあります。
そして次に越えなくてはならない山はまた大きく、さらにタイムリミットもありますが、でもどうにかなることでしょう。
どうにもならなければどうにでもなればいいのです。
目の前のことをひとつずつ。
ここまで活気を取り戻せたいろいろな理由のひとつとして、一木一草話の女将の陰からのサポートが常にあったということ、これは私としても心強かったです。
いつも力を貸してくれていました。
私が鉢作りを頑張るのは、そもそもは自分の楽しみのためだけでしたが、今は、女将のお店に私ができるただひとつの協力だからというものが加わっています。
格好良いでしょ?
10月のイベントまでにどれだけ作れるのか、ヒヤヒヤの毎日です。
9月の支部展をやり過ごし、10月の一木一草話のイベントを乗り越える頃には秋の展示会シーズンに入り・・・まったく、おかげでビキニのかわいこちゃん達とデートする暇もありません。
わび?さび?
そんなもの、鳥か蜂にでもくれてやれ!
猛暑の水やりお疲れ様です!
昨日の仕事(油まき)終わって水をあげててたら、右手の小指に蚊が2匹もとまってました(笑)
いや~、関節のとこって何であんなに痛痒いんですかね(~_~;)
さて、油を売るのはこれくらいにして、油をまいてきます!
by 之 (2013-08-22 15:25)
之さんへ
なんと、あの油まきの仕事をやっているのですか!
ちょっとうらやましいです・・・笑。
ジョーロを持っている最中に蚊に止まられると、両手がふさがっていて反撃できないので困りますね。
そもそもあの小ささがいかんのです。
体長5センチくらいだったら反撃も楽なのですけど、ね?
by まこと (2013-08-24 00:19)