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ヤマギワ電気によるカラーテレビ特売会のお知らせ

 いやいや、ちょっと更新をあけてしまいました。

 世は新型コロナの話ばかりです。私といえば、どちらかと言えば花粉のほうに神経を尖らせがちですが、ここ数年症状は軽くなる一方で、今年もまだ1、2日ほどの目のかゆみのみという非常にありがたい状態で、ひどい時期は2月から夜もちゃんと眠れないほどだったのが信じられません。やはり、昔からたくさんの迷子をみつけては一緒に母親を探してあげてきたのを神様が見てくれていたのだと思います。

 ところで、先日あるものの修理をしていた際に面白いものが出てきました。

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 太い糸が欲しいと家の裁縫箱を探っていたら折り畳まれたこの紙に巻かれた糸を見つけたわけですが、広げてみたら古ーいチラシ。カラーテレビ特売会!ハガキ形式のチラシだったので送り先の住所が印字されていて、その住所は私が生まれる頃まで親が住んでいた住所なので、1970年頃のもの。

 おそらく私が家を出てから、何かの用で実家の裁縫箱からこの糸を持ち出して、ずっとうちの裁縫箱にあるのでしょう。

 家具調のカラーテレビ。調べてみるとヤマギワ電気はリーマンショック後にすったもんだあって、別会社の子会社になりつつ、その名前はまだ株式会社YAMAGIWAとして残っているようです。

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 その裏面には同時開催の電卓ディスカウントセールの広告。値段の前に、電卓の値段がケタ数で違ったことにちょっと驚き。そして、高い。。。当時の国鉄(現在のJR)の山手線1区間が30円だったそうですから、今の価値に直すともっと高い。PCみたいな感じと考えればいいのか。ケタ数で価格が違うのもPCのメモリの容量と。。。デスクタイプとハンディタイプがあるのは、デスクトップとノートPCみたいなことか。


  創業1923年の会社がこの広告で創業50年記念をうたっているので、このチラシの頃にオイルショックがあったわけですね。私の子供心に、石油が手に入りにくくなることとトイレットペーパーの買い占めにどんな関係が?と理解に苦しみ滑稽に思いましたが、今の新型コロナに関連した買い占めによる物不足を思えば、なんてことはない、関東大震災や太平洋戦争時のデマの話も特別な話でなく、どれだけテクノロジーが進んでも人間は人間で本質は変わっていないということでしょう。


 このチラシを見せた30歳過ぎの知り合いは、まず最初に「かっこいい!」とデザインに?反応して、そして電卓の値段の高さに驚き、「今100均で買える電卓がこれだけするってことは、いずれ100均でPCが買えるんですかね笑?」と言っていましたが、そういうことでしょう。少し前にグーグルの量子コンピュータのニュースがありましたが、その頃には、今とは比べ物にならない処理能力をもったPC。一家に1人のアンドロイド?盆栽の水遣りを任せても大丈夫??


 と、過去や未来の話はそれくらいにして、今のことを。

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 去年とある展示会の即売で持ち帰った黄梅のポット素材を剪定して鉢に上げました。複数あった枝や芽吹きを引き算で、幹1本、枝1本にまで絞りました。ここから花後に枝を切り詰めて、樹の流れに沿った自然な枝分かれを促すだけです。

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 こちらは雪柳。おそらく去年の挿し木でしょう。コーヒーフレッシュ鉢から赤絵の磁器に引っ越ししました。こういう樹は、だいたいが年に1回花後に切り詰めるだけ。やたらにいじって作る樹でもないので、やはり樹の流れだけ意識して、いかに自然な樹形でたのしめるかということになると思います。


 T屋さんは昔、究極は幹1本、枝1本で何を表現するかだと言っていましたが...とりあえず今年もたいしてはかどらない植え替えをボチボチでもやっていけてることが結構たのしかったりしています。

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