挿し木町で会いましょう ~サルスベリ
気がつけば、5月ももうすぐ終わります。とても忙しいひと月でしたがそろそろひと段落できそうです。
去年、サルスベリを3株、挿し木で根付かせました。
これと、
これは白い花のサルスベリの挿し木苗です。去年の9月頃に挿しました。
こちらは10月半ばになって挿した青紫な感じの花です。遅い時期に挿したのに、しっかり根付いてくれました。
サルスベリは挿し木の成功率がいいようです。夏になると公園や植え込みのサルスベリの木には、ヤゴとかヒコバエと呼ばれる根元から伸びる若い芽がいっぱい出ます。好きな花の色のヒコバエをもらってくれば、挿し木で増やせます。でもこの根元から伸びる芽にはほとんど、アブラムシがたくさんついています。樹液を吸われるだけでなく、そのフンは木を病気にします。本当はヒコバエが出たらその都度切ってしまうのが木のためにもいいそうです。だからみんなで仲良く挿し木をすればいいのです。挿し木祭りに挿し木みこしでワッショイです。喧嘩になったら挿し木で勝ち負けを決めて、待ち合わせは挿し床の横です。そんな挿し木町の町長を決める際はさすがに選挙ですが、投票箱でなく、投票鉢に挿し穂を挿します。挿し木失敗票は無効です。
いったい私は何を書いているのでしょうか・・とにかく、まだまだ若いうちのサルスベリ君、しっかり育って私に、その百日紅の名の通り長い花期を早くたのしませておくれ。ツルツルの幹にほおずりさせておくれ。
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