夏休み 木の不思議特集~蓮・アキニレ
今日テレビが、中尊寺蓮が咲いたと伝えていました。なんでも、昔、中尊寺を調査した時に、「首桶」という不気味な名前の桶から、まあ、やっぱり首が入っていたんでしょうけど、一緒に蓮のタネもあったらしくて、どこぞの大学の教授に播種育成を依頼、平成10年、800年ぶりの開花に至ったそうで、中尊寺蓮と命名されたんだとか。
蓮といえば、この前上野に行った時に、不忍池でも咲いていました。
去年から、7月下旬の盆栽即売会に行っているので、弁天様を通りながら蓮を眺めるのが好例になってきました。冬になると、シャワーみたいな感じのふざけた姿に変わります。ところで、この蓮が生える不忍池、1967年の地下鉄千代田線の建設工事の際、土砂が崩れて池の底が一部抜けたらしいです。30000トンの水がトンネルに流れ込んだって、恐怖です。
弁天様を過ぎてボート乗り場まで来ると、アキニレが植えてあります。ここのアキニレの中には、中尊寺蓮まではいきませんが、数奇な運命をたどる奴がいます。
幹に、以前あったと思われる柵が呑み込まれているようなのです。
季節は違いますが、同じ木の逆側の写真ですね。そして根っこのあたりにも注目です。
さらに新しい柵の支柱を呑みこんで来ています。いったいこの木は、どこから来て、どこへ向かおうとしているのでしょうか。樹木とは、何者なのでしょうか。あぁ、今夜も眠れません・・・
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