石原のおばあさんと蝋梅(ロウバイ) 3
先日、石原のおばあさんに庭のロウバイの枝をいただきました。毎年きれいな花をさかせるので、前々から接ぎ木用に枝をくださいとお願いしていたのです。
台木に用意しているのは実生2年の苗でまだ細いので、枝も細いものをもらっていこうとしたら、
「そんな遠慮しなさんな」
と、太い枝を勧めてきました。
「いえいえ、遠慮しているんじゃなくて、台木が細いから...」
と私が言ってもよくわかってもらえません。結局太い枝と細い枝をもらってきました。
家に帰って接ぎ穂を作ってみて、太い枝は枯れてしまっていて、使えるのは細い枝だけだということに気付きました。しかもその細い枝は3節だけで、うち、芽が付いているのは2節だけです。つまり私には2チャンスしかないということです。不安です。
台木用の苗を根の上でスパっと切って、ナイフで割って、接ぎ穂を作って、形成層をくっつけてビニールヒモで縛って包んで固定!
そんな感じで2株済ましました。どうなんですかねぇ....うまくやれたとは思いますが、接ぎ木に自信はありませんね。あ!接ぎ穂の上の切り口をビニールで覆っておくのを忘れた!....癒合剤でも塗っておけば大丈夫でしょうか?
はぁ...接ぎ木って!
(コブシ、ヤマコウバシ、根っこがいい匂いの木ってありますが、ロウバイの根っこの匂いはいいですね。手にその匂いが染みついてしまいました)
タグ:ロウバイ
コメント 0