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一木一草話 「10周年記念 人気作家による鉢展」

 とても寒い日が続きます。昨日今日と寒過ぎです。こんな日に植え替えをしていると寂しくなるので、ビートルズをかけながら気分を盛り上げます。

 さて、昨日の続きです。

 怒りに身を任せて投げつけたドングリを片付けもせずに、逃げるように向かったのは代々木八幡、一木一草話。日本小品盆栽協会東京支部に籍をおく安達さんのこのお店では、3月20日から4月4日まで、午前11時から午後8時の営業で「10周年記念 人気作家による鉢展」をやっています。

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 あまりの寒さに、店の外にたくさん並ぶ小さな盆栽たちには目もくれず、急いで店内に駆け込みます。が、それほどあたたかくありません。そうです、店内にも盆栽を置いていますので、人間の都合には合わせられぬのです。

 しかし落ち着いてくるとちょうどいい暖かさ。店内を物色します。いろいろな作家さんの鉢がたくさん並んでいます。ブログで拝見した春嘉さんの鉢もありました。「おぉ、実物だ!」と、ちょっとバカっぽい気持ちで盛り上がります。

 じつは、店内の様子を撮らせてもらうのを忘れてしまい、写真はないのです。なので気になる方、お近くでしたらお店に行ってみてください。 

 まあまあお高いものもありますが、私にもお手頃の額の鉢も多いです。みなさん雰囲気のある鉢を作りますね。とてもかないません。と謙虚なフリをして、いつかギャフンと言わせてやる!と虚勢を張ってみます。

 私が探していたのは小さくて薄い焼き締めの長方か楕円だったのですが、これ!というのはありませんでした。安達さんが言うには、焼き締めはみなさん作っても年1回くらいで、あまり作りたがらないんだそうです。幅5センチ以内でちょっと危なっかしいくらいの薄さの焼き締めを作ってください。作ってくれたらドングリあげます。

 どうしようかと迷いましたが、イメージとは少し違いますが久山さんのかなり小さな焼き締めを買いました。

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 幅3.7センチ......かなりヒヤヒヤするサイズです。

 さらに外の盆栽コーナーの一番奥から、お手頃な木を引っ張り出してきました。

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 ちょっと大きめのユスラウメ。お店ではまだ花がついていましたが、帰宅中に花弁が落ちたようです。これだけの大きさがあって、立ち上がりに曲もあれば、取ったり挿したりいろいろできそうです。

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 低い所にも芽があります。

 ミニサイズでつぼみをつけたカリンのタネ木もあって、買おうかと悩んだのですが、形が難しそうだったのでとりあえずソウルをクールダウンさせておきます。あんなの欲しくない、欲しくないと自己暗示にかけます。

 安達さんはいろいろな事を丁寧に教えてくれるので、ついつい長居してしまいます。しかしこのお店、場所柄もあるのか、安達さんの人柄か、お店の雰囲気か、若い人が集まるんだそうです。先日もお店で出会った若い女性が意気投合して随分盛り上がっていたらしいです。

 たのしみにしていた今回の鉢展の写真集は、鉢だけだとイマイチ寂しいらしく、盆栽の写真も載せるため、6月くらいになるかも....とのことでした。気長に待ちますか。


タグ:一木一草話
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