実生イヌビワ
確か去年か一昨年...いや、去年...あ、調べてみたら2009年発芽のようですが(もうそんなに経つかぁ...)、イヌビワのタネをまとめてまいたビニールポットがあります。
近所の大きな公園の池の縁に生えている樹から実を採ってきたんです。
この木はイチジクの仲間で、実みたいな物の中に花を咲かせ、共生関係にあるイヌビワコバチなくしては受粉もできない...まあ、私もよくわかっていませんが、相当面倒臭い生き方を選んだ樹種ですね。
その点、身につまされるものがあります笑。
さてさて今年はこいつ等をいくつかに分けておきます。
まずは自作の長方へ、寄せ植え。
この木は秋に葉が黄葉します。
この鉢に植えると黄色が鮮やかに見えますね。
ある程度多めに植え付けて、様子を見ながら減らすなりします。
次に、春嘉さんの鉢へ寄せて植えました。
これも様子を見ながら数を調節しましょうね。この大きさを寄せるのにいちいち計算していたら疲れて仕方ありませんし。
「心配するな、坊主。あとは時間が解決してくれるさ」
しかし実が成ったとして、その時に寄せ植えしかないと興醒めですので、ヒョロ長に実ひとつを目指して、もうひとつ。
なんだかこの木、地味~に楽しいかも。
何がって聞かれると困ってしまいますが、こう、何ていうか、今風に言うと、ほっこりする感じ?笑。
まだまだたくさんありますが、他にどう作っていけば良いのかわかりませんし、あいにくこんな木のために貴重な棚の場所を割く気にもなりませんので、小さなビニールポット3つに残りを分けただけで今年はおしまいです。
いずれイヌビワ、ネコヤナギ、サルナシ、クマヤナギ、雀の槍などで、アニマル盆栽を楽しみます。
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