初心者の香丁木、1年の変化
2010年の秋に東京支部の先輩にいただいた小さな香丁木。
初めはこんな感じでした。
この写真は3月末のもの。葉っぱ の色が悪くなっていますね。当時はちょっと心配しました。
4月の例会で聞いてみたら、この時期の生理現象なので心配ないし、すぐ戻ると教わりました。
それでこの木、素材としては、元々半懸崖だったのですが、何故だか私、それを双幹に仕立て始めました。
無人島に木が1本の図となりました。
どちらの幹を親にしようか迷ったあげく、これまた何故か右の細い幹の方を選んだようです。
記憶をたどってみると、多分当時の私は、右は細いけど、左よりも模様が出来そうだと考えたようです。
なのでその細めの幹に、親としての自覚を持っていただくべく、去年は芽摘みを、自分なりに考えながら調節してみました。
無い脳ミソを使ったので、考える度に頭の中で脳ミソがコロコロ転がって、カラカラと音が鳴ったのを覚えています。
そんな遠回りの道を、道草しながらも愉快に進み、2010年も終わりとなりました。
幹はどうにか同じ太さまで来たようです。
親幹の方には自然に模様が出来たようです。1年前の私の目は、それほどフシアナではなかったようですよ。
そして今年は、この木のために勝山さんの鉢を用意しておいてあげました。サービスで、幹も掃除してあげましょう。
とりあえずおさめてはみたものの、
ちょっと向きが気に入らず、再チャレンジ。
こういう手際の悪さが木にとっては大迷惑です。
これで落ち着いたようです。
1年間でこんな感じになりました。今年は、引き続き子幹を抑えて親幹を太らせ、もっと枝も増やせたらなと思っています。
あと、切っていいのかよくわからない枝もありますので、今度相談してみましょう。
だんだん気に入ってきました。良いアドバイスがあったら、五七五でまとめてお願いいたします。
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