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割れた誠鉢と、それと、ご無沙汰していた友達との再会

 今月の東京支部展で、以前焼成依頼した焼き締めを一蒼さんから受け取りました。

 小さな焼き締めはあまり売ってないし、手作りだとボチボチしますし、だからこんなのを使ってみたいというのを自分で作れればいいのですけれど、やはり1250度、地獄の還元炎で窒息寸前の焼き上がりのせいでしょうか、どれもカチンカチンです笑。

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 そして1個だけ、写真右端の鉢が、私の梱包が悪かったのか、ゆうパックさんが急ぐあまり転んでしまったのか、一蒼さんの元へ届く前に割れてしまったようです。

 ま、私は小さな盆栽を楽しむ者ですが、心は大きいので気にしません。

 形あるもの、いつかは壊れるのです、うんうん。

 しかしせっかくですので割れた手びねりをじっくり見てみることにしました。

2011_0915_215000-DSCF3694.JPG

 素晴らしいじゃないですか。縁の部分と足の部分がわずかに厚くなっていて、それ以外は均等な厚さ・・・イメージ通りであります。

 指の感覚だけでここまで均等な厚さにできればもう、手びねり名人ですね。

 さあ、恥ずかしがらずに私をこう呼んでごらん。

 「手びねり名人のまこっちゃん!」

 え?私を呼んだかい?

 今回、焼き上がりがどんなになるか不明の、自然主義のT田さんからいただいた粘土も2種類まぜておきました。

 テストピースの円錐を作るのも、手びねりを作ってしまうのも変わらないので、どうせならと、小さな手びねりにしておきました。

 目の細かいのと荒いのがありまして、細かい方はこんな感じ。

2011_0928_122539-DSCF3730.JPG

 白地に黒のポチポチが浮かんでいます。

 私の魂は、この土に五葉松を植えてみたいと叫び出しました。

 また、こんなのにそのまま赤やら青やら黄やら、鮮やかな絵がワンポイントついてたら洒落てそう。

 私の魂はそうも感じました。 

 私の荒ぶる魂よ、鎮まれ。

 もう1種類の荒い土の方はといいますと、こんな感じ。

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 こんがりクリームパンの色。

 そして、この鉢を見ていると、誰かに呼ばれているような感覚が。

 「まこと君・・・」

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 「私を忘れてはいないかい?」

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 「鉢郎だよ・・・顔の雰囲気は変わったけどね」

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 「あれからいろいろあったみたいじゃないか」

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 「・・・ちょっとだけ寂しかったよ」

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 「今度、例会に遊びに行ってもいいかな?」

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 「こんな僕だけど・・・」


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気まま

こんばんは。

 ・・・笑!

鉢朗くんの顔が久しぶりに見れて安心したよ
少し大人っぽくなった?笑

鉢朗くんの上から4枚目の画像なんか、・・・にくいアングルだねぇ~

それと一番下、笑えるわぁ~頭の色(指先の色)が、にくい!笑


>目の細かいのと荒いのがありまして、細かい方はこんな感じ

良さげな感じじゃない。五葉松が植わったらみせてね。


by 気まま (2011-09-28 23:26) 

まこと

気ままさん、こんばんは。

 何やら思い悩んでいるかのような鉢郎くんですが、久しぶりの登場です。
 顔が変わりましたね笑。
 これからも変わっていくことでしょう。

 白っぽい土、そっけない感じだけど、とりあえず50年くらい使えば、白泥とか言われているあんな感じになるのかなあ?
 あの大きさじゃちょっと五葉も大変だろうから、もうちょっと大きなのを作って植え付けてみます。

 気ままさんにも50年後にあげるね!
by まこと (2011-09-29 01:18) 

気まま

こんばんは。


>気ままさんにも50年後にあげるね!


おぃ おぃ せめて48年後にしてよぉ~笑。
by 気まま (2011-09-29 21:39) 

まこと

気ままさんへ

 じゃ、間をとって49年後ね。
 2060年を楽しみに待っててくださいね~笑
by まこと (2011-09-29 23:18) 

bon

鉢郎くん。。。

男の哀愁が漂ってるわ。。


最後の画像に吹いた。。(笑)
by bon (2011-10-01 23:27) 

しずか

八郎くん、頭の形が良いのですね(笑

私、ベレー帽に反応してしまいました。
ベレー帽の素敵なおじさまが、展示会で、ちょっと腰を曲げて杖をつき、一つずつゆっくり盆栽を眺めて、”いいねぇ~”なんて言っている姿...。
素敵です、惚れてしまうかもしれません。
そんなおじさまになりたい笑。

今日はどんなでしたか?お写真は難しいかもしれませんが、ご感想お聞かせいただければ、嬉しいです(*^^*)
by しずか (2011-10-02 20:37) 

まこと

bonさんへ

 bonさん、今日はお疲れさまでした。
 帰りも遅くなり、家に帰ってからも何かと大変だったのではないかと少し心配をしていました。

 私譲りで鉢郎くんも男の哀愁を漂わせるまでに成長いたしました。
 もっとも私くらいの男となると、哀愁だけでなく、背中に季節感を漂わせるまでになります。

 その点鉢郎くんは、まだまだです。
by まこと (2011-10-03 00:41) 

まこと

しずかさんへ

 しずかさん、こんばんは。

 おじさんになりますか??
 私の記憶が正しければ、しずかさんはヒョウ柄ビキニの似合うタフでセクシーな女性かと・・・笑。

 やっぱり、おじさんになってしまいますか笑??

 今日はとても充実した一日でした。
 おそらく皆さんヘトヘトでしょう。
 なんとも素晴らしい棚場で、うかがいたいことをいろいろ質問させていただき、いやぁ、最高でした。

 例会とはまた違った講師との距離感で、そして、たくさんの教材があちこちに並んでいるのです!

 また季節を変えて、第2弾をお願いしたいところです。

 時間ができたら紹介できそうな範囲で記事にしてみたいと思っています。

 最後に別れる際、皆に向かって
 「辞めないでネ」
 と笑いながら言う講師の姿が印象的でした。
by まこと (2011-10-03 01:07) 

しずか

若かったら、ヒョウ柄でなく、鳥獣戯画図柄のビキニなど試してみたかったですね。悩殺度低いかな~?

今の夢は、やはり、盆栽の似合う素敵なおじさまになることです笑。

昨日のご感想、有難うございました。
例会とは違った距離感で、たくさんの教材が並んでいるなんて、
あぁうっとり~。夢のような世界だったでしょう。

師のお人柄もうかがえました。お人柄を含めて尊敬できる師に会えること自体、最近は本当に貴重なことですよね。まことさんたちの頑張る姿があってこそ、師も元気がでるのでしょうね。素敵な関係ですね。

時間ができたら紹介できそうな範囲で記事にしてみたいとのこと、楽しみにしています!

では、再会楽しみにしています(^0^)
by しずか (2011-10-03 21:03) 

まこと

しずかさんへ

 夢のような世界でしたよ。
 早速bonさんや小春さんが記事にしてくれているようですね。
 私も書きたいのですが、今回のイベントは私が会報の記事を書くための訪問を兼ねていまして・・・まずはそちらをどうにかせねば。
 締め切りが近付きあせっています・・・・笑。

 しかしながら、新人と講師の関係もより密となり、教室ではなかなか聞けない会の歴史の中でのエピソードもうかがえ、今回の企画を発案して良かったと、終わってからそう思えました。

 実に7人もの人数でおしかけたため、最初はちょっとやり過ぎたかな?と不安だったりもしたのです笑。

 こちらこそ、例会でお会いできるのを楽しみにしています。
by まこと (2011-10-04 21:53) 

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