箱庭石菖
よし、更新するぞ!
八重山屋久島スミレ?が咲きました。
何度か葉もなくなり危ない所までいっていますが、その都度復活してくれて今に至ります。
これは庭石菖。
数年前、薄汚れた東京砂漠の野っぱらで見付けたこの花の一輪に心を奪われ、私のこの薄汚れた手で引っこ抜いて持ち帰ったものが棚のあちこちへ飛んで増えまくっています。
これはそんな飛び込みを、とにかく小さな鉢に押し込んだものですが、全然小さく育ってくれません。
丸いものは花が咲いた後のタネですが、鉢の遥か上。
花は一日花ですが、けっこう良い花なのですよね・・・
そんな私に盆栽の神様が再び舞い降りて来てくれたようです。
先日、取り木用に買った大きな杉の鉢の中で、わずか2センチ足らずの丈で咲いている飛び込みの庭石菖を見付けました。
プラポットに取り上げておきましたよ。
最初の花は既にタネとなり、落ちて、今は次の花が上がってきています。
一時的なものなのか、そういう性で生まれたのか、私にはさっぱりわかりませんので、とにかくこのまま観察してみます。
このまま小さく育ってくれるのなら、もっと増えて欲しいところです。
ひと株だけだと、花は1日で終わり、また次の花が咲く草ですので、次の花までがちょっとさびしいのです。
大きく育つようなら・・・?
この草は繁殖力が旺盛で、ところかまわずあちこちで発芽します。
そして、結構丈夫で、松の鉢に飛び込んでも枯れずに根を張ります。
私にはない類の強さを感じます。