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実成り、いろいろ。


アリドオシ(蟻通し)。
昔、名品展で飾られているのを見てから、いつかこの樹種の小さいのを飾ってやる!と思って…それから随分経ちます。
親木を手に入れ、挿し木をして、やっとスタートラインに立った所でしょうか。


ところで、今年のうちの棚は全般的に例年より、実を付けてくれた樹が多かったです。
気分屋でとらえ所のないクコも、今年は実を付けてくれました。


肥料も、液肥だけでまともにあげていないのに、よくもまぁ、こんな愚かな私のためにがんばってくれています。

精神を統一して、私の内にある無限の宇宙を霊的なアプローチで探索してみましたら、小さな鉢で立派に実を成らせてしまう自分の才能に対する恐怖が見えました。

青つづらふじ。

今年は実を着けるつもりはなかったのですが…
伸びたツルが他の樹にからまり邪魔で、(いたずら心も半分ですが)重りを着けた糸をツルの先に縛って真下に下げていたのです。
その後、伸びたツルにツボミが着きましたが、その花は受粉させないようにしておくと、樹は、真下に向けて固定されてしまい力をそがれたのか、そのツルとは別に、元の方から新しい芽を吹きました。
その芽は、最初のツルを伸ばすのでヤル気を使ってしまったあとのせいか、あまり節が伸びずに密にまとまって花を着ける結果になり、どうなるものかと、これらの花に受粉させたら房状にこんもりと実が成りました。
写真のような樹形だとツルが垂れてナンボの樹形ですから面白くありませんが、もっともっと小さな樹で、コンパクトな実成り姿を求めていたのにツルが伸び過ぎてしまったというものは、受粉させずに、次に吹いてくる芽からの花に期待するという選択肢もあるのだということを知りました。


あっという間に年末です。
松の葉透かしが終わっていないので、まだ、少しずつですが進めています。

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