カエデと春ニレの取り木
2月の例会で、今年(こそ)取り木する(だろう)と、皆さんに見ていただいた樹。しっかり作業を済ませてあります。
カエデ。
いただいた時はただの実生苗でしたが、数年ひたすら陽に当てて持ち込み、雰囲気も出てきたので、ちょっと欲を出して取り木で足元を上げます。
春ニレ。
山野草のイベントでポット苗を手に入れました。昔からやってみたかったのですが、盆栽のイベントではなかなか出会わない樹種。枝にコルクの羽根ができます。ただのポット苗の頂部に樹形を作りながら育ててきました。だいたいの樹形はできたので、やっと取り木。初めての樹種なのでどんな発根具合かわかりませんが、挿し木はある程度ついたので、たくさん陽に当てて、芽先に力がつけば、きっとそれなりに発根してくれることでしょう。
たんぽぽのツボミ。もう少しです。
「展示会案内と、日本小品盆栽協会東京支部4月の例会のご案内」と、長寿梅
支部ろぐにて、案内をいただいた展示会情報と、東京支部の4月の例会のご案内を記事にして更新しました。
冒頭載せた長寿梅。
うちで長寿梅が咲くのはどれだけぶりでしょうか。数自体ほとんどありませんし、咲いたこの樹はどれかの剪定枝を挿しただけのもの。根張りも良くはありませんでしたが、それでも植え付けを工夫してごまかせました笑。別の言い方をすれば、良いところを引き出した、のである。
写真を撮ってすぐ、初夏のような気候に軽く水切れをさせて花がアヘアへになってしまいました。いやあ、撮っておいておいて良かった。
今年善福寺鉢に上げたこの樹、早く古くなれ。