再び、脳ミソがやられる恐ろしい鉢を作る
もうやらない。
たくさんだ。
そう思っていましたが、案外すぐに、またその時がやって来てしまいました。
再び、水で溶いた白土を筆で少しずつ盛って模様を描くという愚かな行為を長時間続けて、ひと鉢終わったところです。
この鉢を作るのに必要なのは技術ではなく、忍耐です。
人生に対する諦めです。
ただ、やりながら、確実に前回より模様を盛るのが上手くなっているのを感じてしまいました・・・
そりゃ、以前のも含めてそれだけ長時間やれば、嫌でも多少はこなれてくるでしょうね笑。
以前作ったこれと同じデザインの鉢を交換会で競り落とした方が、その時、もう少し小さいのが欲しいと言っていたので、重い腰を上げてみたのですが、今、成形後で縁まわりの直径が3センチ。
焼き上がる頃には2割ほど縮むので、2.5センチくらいになります。
同じ作業を集中しながらひたすら続けて頭がおかしくなってしまい、必要のないところにまで白土を塗ってしまいました。
この鉢を作ると、脳がやられます。
目標としては、交換会に1鉢、一木一草話に1鉢、自分用に1鉢の計3鉢作れれば、と考えていましたが、もう嫌です。
続けてもう1鉢とはいけません。
別の種類の鉢をやりながら、気が変わるのを待つことにします。
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