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一線を越える


先日山を登るのに用意したヘッドライト。
安かった割りにしっかり使えそうな作りでした。
さて、山登り第1弾が終わってしばらくは出番がなくなるので仕舞おうかと思いましたが…

帰宅後の棚で樹を見たり、簡単な掃除をしたりするのに使い始めてしまいました。
それが、客観的にその姿を想像すると、すごく恥ずかしい…

もしも子供時代の私に、
「これが?十年後の君の姿だよ」
などと、ヘッドライトを着けて夜の闇の中で小さな樹をいじくる姿を見せたとしたら、きっと私は人生に絶望するでしょう。

もしも私に娘がいたとして、その父がヘッドライトを着けて家の外をウロウロしている姿を娘の学校の友達に見られたとしたら…想像するだけで恐ろしい。

私は、越えてはいけない一線を越えてしまったかも知れません。
あらかじめ、越えないように棚場に大きな鏡を置いておくべきだったのかも知れません。

そして一番怖いのは、そこまでわかっているのに今夜もそのヘッドライトを着けて、これから少し棚を見て来るつもりになってしまっていることです!

あぁ…

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