窯出し
夜に窯から焼き上がった鉢を出しました。
結果は・・・半分程がボツ。
口惜しいです。
時間を掛けて削り出したことを考えると悲しくなり、今なら良いブルースが歌える気がしました。
この先ちょっとずつ、失敗を活かせるかな?
それでもどうにか少しくらいは一木一草話の女将へ渡す鉢は・・・まぁ、初めてのことだし、これくらいで許していただきましょう。
本当はもうちょっと色どりも鮮やかになる予定だったのですけどね・・・結果的には同系色の色ばかり笑。
どれだけ口惜しくても、これが今の実力。
とにかくやれるだけやったのだから、これはこれとして、このまま時速100マイルで先に進もう。
夏休み中
ご無沙汰しています。
ちょっと夏休みをとって、地中海まで来ています。
地中海を前にのんびりしていると、もう盆栽のことなどどうでもよくなってきます。
水やりなんて、もうどうだっていい。
盆栽が枯れたって、私のせいじゃないよ。
そう、太陽のせいさ。
現実はこの暑いTOKYO砂漠で毎日潅水に追われ、鉢作りに追われ、です。
夏の焼成はけっこうキツイです。
しかし今回の焼成で、何度かテストを重ねてきたやっかいな釉薬がやっと上手くいきました。
温度管理がわかってきたので、今日、今まで作った鉢を全て施釉して、窯にブチ込みました。
うちの窯はプログラム機能はないので、今夜は朝までちゃんと眠れません。
今まで作りためた鉢が使えるものになるか、ならないか、女将にちゃんと鉢を渡すことができるか、できないか、すべてはこの焼成にかかっているので、緊張しています。
震えてる?
なあに、武者震いさ。