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しょっぱいもののあとは、甘いもの。

 ・・・・・・寒さが強まってきましたよ。

 先日最近成形した鉢を素焼きしました。

 釉鉢用に赤土で成形です。

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 ここのところずっと朱泥で繊細な作業をしていたので、まずはとにかくフリーハンドの削りをしたい欲求が最高潮だったのです。

 しょっぱいものを食べたら甘いものが食べたくなるのだよ。

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 なのでこんな花カゴを。

 細い持ち手がチャームポイントです。

 削る際、ちょっと力んで折れてしまったらお釈迦。

 勇敢な私はそんな恐怖と闘い抜きました。

 草の細い軸が立ち上がる姿がきっと映えますよ。

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 こちらの持ち手はそこまで細く削っていませんが、遊びでチョウチョ(みたいな物体)を止まらせてみました。

 全体を白い釉薬で、チョウチョのところは別の色の釉薬でも掛けてみようかと考えています。

 それと、ただの丸鉢もいくつか作りました。

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 自分で使う鉢の数が全く足りていないというのもあり、樹や草に、気軽に使えるこんな鉢を少し作っておきたいと思っているのですが、そのために道具をいくつか作りました。

 エレキロクロを使わない私には必要なもので、おかげで作業が早くなり、丸鉢御殿が建ちそうです。

 丸鉢を作っていたら、相変わらずと言いますか、馬鹿なことを思い立ってしまい、丸鉢の側面に筆で少しずつ、ドロドロの白土を細く盛って、模様を書き始めてしまいました。

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 始めて10分も経つと、その作業を終わらせるのにものすごい時間がかかるのもわかるようになり、ちょっと嫌な予感。

 1時間も続けると、もう引き返せないところまで来ていて、そんなことを始めた自分に嫌気がさしました。

 自分はいつもそうなのです。

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 結局すべての模様を白土で盛り終わるのに3日かかってしまいました。

 おかげでデートを3つキャンセルです。

 それが終わると今度は、逆に模様を彫り込んで、そこに白土を塗ったらどんなになるのか気になってしまい、また気の遠くなる作業を始めてしまいました。

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 こちらは筆で盛った鉢の3分の2くらいの時間で済んだかと思います。

 この2つは、薄目のルリ釉を掛けて、白土の模様がぼんやり白く透けて見える感じの鉢のイメージで本焼きしてみようと考えています。

 うまくいくのかな?

 釉が厚く掛かり過ぎて、ルリで模様が埋まるだけで焼き上がったら・・・多分私、泣きます。 

 年内はもう少し釉鉢用の赤土を続けようと思っていますが、年明けくらいには、そろそろ久し振りに白土をやりたいです。


タグ:鉢作り

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