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姿を現わせ!

 去年の東京支部展で飾った杉の枝に、展示会後しばらくしてからクモの糸のようなものにおが屑状のものがついているのを見付け、オソロシヤ、オソロシヤと、正体の見えぬ相手に殺菌、殺虫で応戦してみたのですがその枝は枯れ、同じ症状が年内にもう1本の枝を枯らしました。

 その際も再び殺菌、殺虫をして、もう大丈夫だろうと思っていたのですが、今月に入ってまた1本枝が枯れました。

 おぬし、卑怯だぞ。

 姿を現わせ!

 というわけで、最後の手段。

 石灰硫黄合剤(SIG)を喰らわしてやりました。

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 SIGった姿・・・赤く焼けた葉が白く染まって、あぁ、まるで雪化粧のようです。

 風流ですね。

 ・・・なにかどこかで見たことある色合いだと思っていたら、前記事のヒバリマサキね。

2013_0122_223309-DSCF0488.JPG

 枯れたのは混み合っていた懐の枝ばかりなので、全体的な樹姿はそれほど崩れずにいますが、さてさて、この症状は治まるのでしょうか。

 この樹、いただきものの素材を大切に育ててやっとここまで来たのです。

 まだ枯らすわけにはいきません。


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