ナイスな実生五葉松
「寒の戻り」か・・・
寒さは戻るのに、彼女は戻って来やしない。
・・・ん?
なんだこのノリは。
どうでもいいついでですが、やっぱり、ストーンズはブライアンジョーンズがいる頃あたりまでがおもしろくて好き。
いろいろな楽器を演奏しますが、この曲ではピアノと、印象的なリコーダを吹いています。
救いようのないダメ人間だったみたいですけど。
さて、講師のT屋さんから、6月の例会あたりで五葉松の取り木をやると聞いていましたので、以前から、株立ちの小さな五葉松になりそうな素材を見付けては買っていました。
大きな盆栽ではよく見ますが、小さいものは見掛けません。
ということは、なかなか難しいのでしょうね。
どうにか私のサイズで飾れる株立ち五葉松を作ってみたいものです。
そんな素材たちのなかで、どうも見た感じ、ポットに深植えされながらも根張りが良さそうで、根から枝までの距離も短そうで、枝もいっぱいの素材が気になり、株立ち以外にも生きる道がありそうに思い、鉢から抜いて丁寧に土を落としてみました。
まさにその通りでした。
根は八方に広がり、枝までの距離も短い。
どこで買ったかは忘れてしまいましたが、この辺の素材はすべてたくさん並べられていた実生苗のワンコインかそれ以下の値段。
私の目もいよいよ肥えてきました。
最近では、樹液の流れさえ目に見えるほどに研ぎ澄まされてきましたよ。
根張りが良いからでしょうか、芽吹きもナイスです。
数か所から胴吹きもしています。
ということで、この樹はこのまま作っていくことにしました。
普通はだいたい、しばらくは素焼鉢で作るのでしょうか。
私のたのしんでいる大きさだと、早く小さな鉢におさめておかないと根がおさまらなくなってしまうのではないかと不安で夜も眠れなくなるので、自身の健康のために、もう小さな鉢に入れてしまいます。
早いうちに希望の大きさの鉢に入れておけば、余計に根を切らなくても済むぶん、安心感もあります。
五葉松の植え替えはおっかないので、なるべく根を切りたくないのです。
ま、土がほとんど入らなかったりしますけど。
とはいえ全く切らない訳にもいかず、幹の真下に1本、しっかりした根があったので、それは元から切っておきました。
そんな根が育ってしまったらいずれ鉢に引っ掛かってしまいそうですし、幸い他にも根は沢山、良いところに出ています。
切るのなら早目が良いのでは、と。
仮に少し枝枯れしたところで、今ならテキーラを一晩浴びるように飲んで嘆き哀しめば、またいつもの自分に戻れる気がします。
それ以外にも、特に元気良く伸びた強い根を数本だけ、元に水を吸える細根があるのを確認して、その先を少し切ったところもあります。
この辺の塩梅、良かったのか悪かったのか、五葉松を始めてたかが数年の私にはわかりようがありません。
五葉松を始めてすぐの頃、小さな五葉を植え替えて1本枯らしてしまい、それ以来こんな感じでやって、とりあえずいままで植え替えて枯らすことはありませんでしたので、なにか不具合を感じるまではこんな感じでいこうかと思っています。
五葉松は丈夫なんだか弱いんだか、どうも気を使ってしまいます。
2本の針金でしっかり鉢に固定しておきました。
少しとはいえ根を切ったので、強い芽をちょこっと摘んでおきました。
「五葉は霧で育つ」と言ったそうですが、こんな小さな鉢で土もほとんど入っていないし、植え替え後は水切れにも強くないようですから、薄くミズゴケを敷いて、うちは松の潅水は全てドブ漬けですので、ミズゴケが散らないようにネットで包んでおきました。
これだけやっておいても夜帰る頃には表面がカラカラ。
でもね、ここまで気を使わせて枯れる子はうちの子じゃあないよ!!
強く生きろ!!
生きてくれ!!
日本小品盆栽協会東京支部 4月の例会をたずねて三千里
4月14日は東京支部の例会でした。
最初はY田さんを講師に「席飾りの基礎知識」。
いろいろな道具をお持ちいただいて席飾りについて学びました。
私達新人にとって、まだまだ席飾りにはわからないことがいっぱい。
質問の時間では新人組から沢山の質問があがりました。
さてさて、若い?新人がさらに加わった今年、何人の人が初展示となるのでしょうか・・・?
そのあとはT屋講師による「4月の管理作業と種木捜しポイント」。
今頃の作業と、今週末、春の親睦会で買い物へ行くので、買い物のポイントを、そのマナーを交えて教わりました。
講師のシデ、こんな小さいのに花が咲いていました。
名人になると、性の良い樹を探さなくとも、樹の方から寄ってくるのです・・・
ほっそーいコデマリ。
東京ローカル?
天使の涙も開花中でした。
あまりに小さな花でしたので、ルーペをお借りしましたよ。
そして今月の例会飾り。
支部長のふじ子ちゃ~ん。
東京支部の生徒会長、しずかさんは5点飾り。
小学生の時、鳥小屋当番で昼休みに鳥小屋の掃除をしてた際、小屋のアヒルが邪魔だったので抱え上げて小屋の外へ出そうとしたら、抱えあげたままウ○コを垂れ流され、ズボンがウ○コまみれになった私(母さん、私はそれでもめげずに育ちました)の今月はこんなです。
春らしく、猿がぼーっと遠くを見ながら尻を掻いています。