実生梅と姫クマヤナギである。
毎日毎日、少しづつ変化のある、本格的な春を前にした今の時期の木は、表情も豊かに感じ、そこに冬の終わりを見てとれます。
まだまだ寒いとは言え、もう3月ですから。
日中も、北風吹く日の寒さは日差しがあってもコートの襟をなおしてみる程であったりもしますが、日差しの明るさはもう冬のそれとは違います。
お元気ですか?まことです。
.....と、新しい導入部の書き出しを模索してみましたよ笑。
植え替えと鉢作りで一杯一杯な上に花粉症ですから、もう何もかもを捨てて、どこか遠い国へ行ってしまいたくなります。
昨日、大家の茂子さんと花粉症について話していたのですが、話しは流れて喘息の話に。
私、子供の頃喘息持ちで、風邪気味になるとそのまま喘息になったので、風邪というものがどういうものか知らずに育ったくらいだったのですが、大きくなったら自然と治りました、とか言って。
そうしたら大家さんの息子さんもひとり、子供の頃喘息をもっていたそうで、大家さんも看病に相当気を揉んだようです。そして、子供の頃に喘息があると、大きくなって治っても、年をとってからまた出ることが多いんだとか...怖いです。ヽ(^。^)ノ
あ、使いなれない顔文字なので、表情を間違えました。
一時は煙草もほとんど吸わなくなっていましたが、いろいろとトラブルが続くうちにまた少し吸うようになってしまいましたね。だって煙草うまいんだもの。てへ。
一木一草話の安達さんが以前私に「あなたなら止められるわよ」とか言ってましたが、どうなんですかねぇ。でも、止めることを考えるようになっただけ、昔よりは大人になったということで笑。
えげつない針金だらけですみません。
先日植え替えを済ませた実生の梅。まだ2年くらいでしょうか。
去年は自作の釉鉢に植わっていましたが、少し根っこに力を持ってもらいたく、今年は素焼鉢です。
梅は台木にでもと、いくつか実生をしましたが、この株だけは枝が多く、とても細く出てくれるので、作っていておもしろく、実生からの開花は少なくとも2、30年はかかると聞いても、それを気にせずに樹作りを楽しんでいます。
そしてそれだけでなく、挿し木をするとまず100%着くので、他にもいくつか作ってしまっています。
この梅の開花を見るまでは死んでも死にきれませんので、健康には気をつけたいところです。
ついでに、去年東京支部の行事で安藤農園さんに行った際に買って来た姫クマヤナギでも。
買って来た去年、2010年の4月の姿。野草メインのところで買った420円の安物です。
園の方は、団体で皆がいじけたような小さな草木を選んで買っていくので不思議がっていましたっけ。
この木、やたら芽を吹きます。葉っぱ自体小さめですが、芽摘みを繰り返すと、あまりにたくさん芽を吹くので、地上部が全て葉で覆われて、何が何だかわからなくなってしまいます。
ほらね。これが去年の12月末の姿。結局葉を落とさずに春になってしまいました。
これでは剪定しようがないので、植え替える際にほとんどの葉を刈ってしまいました。
ああ、すっきり。やっと去年1年間で自分が樹をどんな風に作っていたのかがわかりました笑。
ひとつ思ったこと。まだこの木は若く、根すら出来ていないので、細かい根がしっかり生えているにせよ、根から立ち上がりのしっかり感がありません。
若い木をもって行って地上部をどうするかアドバイスを乞うと、先輩から、「樹作りは、まず根から」と言われます。
なので、しばらくは根に主眼をおいて育てていくつもりですが、せっかくおもしろくなってきた地上部ですし、枝を太くしてしまわないように芽摘みをしっかりやらないとダメですね。
枝を太らせずに立ち上がりの幹を育てる....無理無理。そんな芸当できませんよ。
そもそも、クマヤナギって、雑木?実もの?よくわかっていません。
ま、もう1年がんばってみましょう。